内容説明
児童書の大ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ、三人組の40代を描いた第8巻。商店街でコンビニエンスストアを経営するハチベエが、ミドリ市の市会議員に立候補することに。地元にいる小学校のクラスメイトたちが、集まってハチベエの当選のために後援会を結成する。一方、ハカセ夫妻のもとには、高齢出産で赤ちゃんが誕生。モーちゃんの家にはやんちゃな子猫がやってくる。いくつになっても、人生は挑戦なのだ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
58
表紙にある通り、ハチベエが選挙に立候補する47歳。 とにかく前作が暗くて重い話ばかりだったので、かなり明るい話題が多い。 しかしハチベエが議員に立候補するとは意外だったが、子供のときに児童会長に立候補したのを思い出す。 そしてハカセと陽子の出産から妊娠。 高齢出産になるが、そこまでの陽子の経緯が分かる。 モーちゃんだけそれほど関わってない気がするが、母親に猫という当て方は良かったのかも。 2021/10/05
ゆにこ
44
ハチベエが市会議員選挙に出て、ハカセ家は陽子の妊娠。モーちゃんは猫のおかげで母が元気に。明るい話題の多い今回でした。2016/03/03
sora
31
ズッコケシリーズの中年版。どうも、いまだになじめません。 初恋の人に、何十年ぶりに出会った時の落胆?と同じような感じ。それでも、手にしてしまうのは、同窓会に出かけるような気分になるからかな。 高齢出産に、議員選挙、認知症など、今の社会を反映した内容でした。2014/01/19
zanta
20
290/10/19/2016 今日はあり得ない一日だった。会社の人とケンカして恐がられ、売り言葉に買い言葉で早退。やばい。浮いた時間、この本を読んでた。みんな大人だなぁ。っていうか、私とその彼女の言動は小学生なみ過ぎるか。彼らは前向きだなぁ。私は明日どうなることやら。2016/10/19
りえこ
20
高齢出産と選挙活動、どちらもうまくいき、幸せな気分になりました。ハチベエが当選確実になった時、ついオオー!と声を上げてしまいました。2013/05/08