災害伝承の大研究 - 命を守るために、どう伝える?

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災害伝承の大研究 - 命を守るために、どう伝える?

  • 著者名:佐藤翔輔
  • 価格 ¥2,999(本体¥2,727)
  • PHP研究所(2024/09発売)
  • ポイント 27pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569880181

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内容説明

地震、津波、火山噴火、台風……。自然災害の多い日本では、被災の体験、教訓を、災害記念碑、古文書、民話、行事、災害遺構、語り部など、さまざまなかたちで伝えてきました。こうした災害伝承は防災上重視され、強化されています。多くの実例から学ぶとともに、これからの災害伝承のあり方をさぐります。 [第1部]災害伝承って何だろう?……自然災害の多い日本/災害伝承の種類を見てみよう/「災害対策基本法」と災害伝承/地図記号になった「自然災害伝承碑」/災害は妖怪や珍獣のしわざ? [第2部]災害伝承の例を見てみよう……多くの村人を救った「稲むらの火」/自分の命を守りぬく「てんでんこ」/半永久的に残る石碑/水害を伝える伝説・民話/100年後の命を救った伝承歌 [第3部]災害体験をどう伝え、残すか……災害伝承と災害遺構/東日本大震災の伝承の活動・施設は?/進む、災害のデジタルアーカイブ化/3D映像、VRで進化する伝承のかたち 他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アナクマ

27
年明け、またも起きた大きな災害。どのように伝承していけるのか、今はまだ早いけれども。◉「自然と共に生きる暮らしは、自然災害が起こることを覚悟して生活すること」だから「自然(災害)と共存するための知恵を伝え、広めることが重要です」。さまざまな伝承形態。なかでも〈民話・祭礼〉が興味深い。念仏講まんじゅう(長崎市山川河内)、蛇まつり(新潟県関川村)。河童もそのひとつ。もっと知りたい。「災害はいつでも起こるものだという意識を持てるようになる」災害カレンダー(長野県砂防課)、VRの擬似体験などもこの範疇。2024/02/20

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