目次
1 研究室までの紆余曲折(初めてお目にかかった頃のこと;研究者への道)
2 研究室の日々(千葉大学で;一橋大学で;東京大学で;早稲田大学で)
3 研究室からの発信―書評など(書評 W.DAVID SLAWSON,BINDING PROMISES:THE LATE 20TH‐CENTURY REFORMATION OF CONTRACT LAW,Princeton University Press,1996,pp.xiit206;書評 北川善太郎『現代契約法1・2』(一九七三年・七六年、商事法務研究会) ほか)
4 研究室の外での発言(ビジネスに生きる民法;新公益法人制度施行にあたって ほか)
5 研究室を離れて(研究者の道)
著者等紹介
中田裕康[ナカタヒロヤス]
1951年大阪に生まれる。現在、東京大学名誉教授、一橋大学名誉教授。専攻:民法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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TM
2
中田裕康先生の研究者になるまでの話や,その後のお話をうかがえる本。中田先生といえば,実務家からトップの民法研究者になったすごい人,であり,債権総論と契約法は法学を勉強した人なら一度は見たことがある名著。そんなお方の,基本書からは読み取れない話を読めるのは興味深かった。その他,法学教室に乗せた短い論稿などがまとまっている。学問としての民法が好きな人は読むと面白いかもしれない。2023/09/20
nobuharuobinata
1
近年退職された民法研究者の研究人生をまとめた部分と、他者の業績を紹介する部分とからなる。大民法学者・我妻栄の言葉を引いて、専攻する学問分野の教科書執筆と終生の研究テーマの追究が大学教授の任務である、としている。2023/08/23
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