内容説明
地域風土を生かす産業と自己発見教育の探究は、さらに発展して地域の暮らしや景観、地域への共感・愛着など個性的で心通い合う「風土生活」が営まれる魅力ある地域つくりへと向かう。この巻では、「風土生活」や、地域計画の視点、風土を生かした冷害対策や農村工業、健康-環境-住まい-食生活-産業がつながる地域生活、地域自然を取り込み一体化した民家風景の諸相など風土生活とそのたのしみなどの小論文を紹介。あわせて、三澤の風土の思想をどう受け止めるか各界で活躍する方々の発言。三澤の生涯と仕事についての研究的論文も掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1.3manen
6
木村信夫氏の解説によると、社会からの期待を個人は受けて、自身の希望と一致させることが肝要だと説かれている(17頁、本文三澤先生は35頁~)。急傾斜地の遠山郷の民家(112頁~)が書いてある。末梢部落、現代の、限界集落のような感じの地域。生活も、産業も、創造だという(136頁)。陳腐化しないように、常に、刷新していく気概、行動が必要だと思った。宇根豊氏の指摘されるような、従来の農学は実際の価値ばかり追求して、ありきたりの虫や風景の価値を軽んじてきたのでは(200頁)とは合点がいく。後半の論客の解題も役立つ。2013/05/22




