フラワーコミックスα セクシー田中さん（８）

著者名：芦原妃名子【著】

小学館（2024/10発売）

• ISBN：9784098728374

内容説明

「田中さんに、会えてよかった」

婚活中のOL朱里は、経理部のアラフォー地味女・田中さんの秘密を知ってしまう。彼女の夜の顔は妖艶なベリーダンサーだった！
ずっと片想いだった既婚者・三好とキスしてしまった田中さん。
見合い相手のふみかと話が進んでいた笙野も動揺し、三好に詰め寄るが、メイクの道に進み始めた朱里に背中を押され、田中さんは三好とつきあうことに…！？

※通常のコミックスとは違い、『セクシー田中さん』本編は1話のみの収録です。
※姉系プチコミック2024年1月号に掲載された『セクシー田中さん』第15話と、flowers2016年11月号に掲載された特別読みきり「winter fool」が収録されております。
※巻頭には「セクシー田中さん」特別カラーギャラリーが4Pついています。
※芦原先生の逝去にともない未完となってしまった「セクシー田中さん」ですが、先生のご遺志を尊重し、完結巻と記さないことをご理解頂けたらと思います。芦原妃名子先生への哀悼と、まだまだ続くはずだった物語への畏敬、そしてこれまで本作を愛してくださった皆様に感謝の意をこめてお届けいたします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[毎日が日曜日]

★★★★　こんな形で終わってしまって本当に残念でならない。誰か味方になってくれる人がいなかったのだろうか。

2024/10/14

[yunyon]

読んだ本に登録しましたが、実はまだ最後まで読めていません。その後の展開の部分、文字で書かれていた物を一生懸命脳内で、絵にして人物たちを動かしながら、とにかく残念で、無念で、一読者の私がこんなに辛いなら、この作品に関わった人たち、ご家族、先生を愛し愛されたすべての人たち、そして一番に先生ご自身、どれほど辛く苦しいことだったのか。もう二度とこんな思いをする作家さんが出ないように、出版社、テレビ局は胸に刻んでほしい。先生が彼の地で心安らかにいられること、お祈りいたします。

2024/10/11

[m_bat_h]

遺族の了承を得たとはいえ「さびしいです、先生」調の編集部あとがきは要らなかったかな…そう言われることも覚悟で載せたんだろうとは思うけど。

2024/10/10

[めぐねい]

まだまだ先があると思って読んでいた。だってむちゃくちゃ面白いし、笹野さんと何かあるのかって期待しちゃうし、新たな登場人物もいるし…。その後の編集部のコメントを見たら泣かずにいられない。文字だけでもあらすじを教えてくれてありがとう。自分の脳内では自分なりのハッピーエンドにしておく。思えばドラマ化についていろいろ書いているときになんかあったの？って気づいても良かった。私は原作厨なので漫画の実写化は嫌いだし、完結していない漫画のドラマ化なんてあり得ない。今後、同じことが起こりませんように。ご冥福をお祈りします。

2024/10/11

[空のかなた]

芦原さんの逝去に伴い未完となった8巻。これだけは読んでおかなければと、胸が締め付けられる。

2025/03/28