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内容説明
”陰謀論”を信じてはいけなかったのかー?
「人生が、始まってる気がしない」
小さな不信感から始まり、傾倒した”陰謀論”。
しかし嘘に裏切られ、手元に残ったのはいくつかの疑問だった。
「なぜここでトラブルに遭ったんだろう」
「なんであの子と出会ったんだろう」
「なんで陰謀論を信じたんだろう」
”陰謀”と決めつけて蓋をした疑問に再び向き合い、
答えのない問いに決着をつけることはできるのかーーー
『チ。』『ひゃくえむ。』の魚豊が示す、
「運命」と「真理」の物語―――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムトモ
59
結局言いたいことはそれだったんだよね…(ノ-_-)ノ~┻━┻「チ。」のアニメ楽しみです🫵2024/09/20
キク
48
「ひゃくえむ」で短距離走を、「チ。」で地動説をテーマにした魚豊が、陰謀論をテーマにしたマンガの最終巻。基本的に僕は、陰謀論的なものからは全力で距離をとる。「世界が自分の望む姿じゃないからって、信じたいものだけ信じてんじゃないよ。そういうのって、姿勢としてだらしないんだよ」とか思ったり思わなかったりする。でもこのマンガを読んでいて、自分の人生を成り立たせるために掴めるものが陰謀論しかなかった主人公を、責める気にはなれなかった。まずは生き残らないと話しにならないわけで、すごく考えさせられたし、面白かったです。2024/09/23
ミキ
35
なんて美しい振られ方。 魚豊さんの言葉はシンプルでも力強くて心に響く。2024/09/20
空のかなた
23
人生は思い通りにはいかないし、惨めな自分を突き付けられることも。大学で飯山さんが「陰謀論的傾向を持つ人と接した際はどう対応するのが正解ですか?」という教授へ質問する。「距離を取ること」と返答が。そこに「南先生なら、どうしますか?」と自分事化して投げ返す。「私なら、自分で向き合う必要がある相手な場合、とにかく否定せず、ただ話を聞きます」と返ってくる。このフレーズが一番響いた。そして飯山さんの気持ちの良いほどのお断りの科白「付き合えません」が清々しい。傷ついても人と人は向き合う事を避けてはいけないと思った。2024/11/11
neputa
14
一巻のあと、だいぶ躊躇したが、覚悟を決め一気に最終巻まで読んだ。自分、社会、愛とは何か?真実は存在するのか? 19歳、少年期の終わりを生きる主人公。彼がぶつかる数々の壁は、自身の命と等価だ。そして繰り広げられる青春期のお約束、大いなる勘違いの数々。若かりし頃の自分とシンクロするたび精神を削られる。時代設定は現代であるが、主人公が駆け抜けた避けては通れぬ人生の通過儀礼のようなものは、いつの時代のどの場所でも存在したものではないだろうか。「チ。」のあとに書かれた作品であるからか、そんなことを思った。2025/01/07
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