内容説明
付き合い下手・考えすぎ・疲れやすい人へ。X(旧Twitter)フォロワー39万人、大人気の精神科医が、内向的な人の直面しがちな悩みに寄り添います!「人間関係」「コミュニケーション」「仕事」「人生」のカテゴリー別に、楽に生きるためのコミュニケーション法や心得を紹介。カバーイラストは漫画家・浅野いにお先生の描き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harass
47
この著者の数冊目か。内向型人間への処方箋かと思って読み出すが、題名の「内向的な人」という、そういう傾向がある人向けということ。断定できるものではない。メリットがあると思って、内向的な性格のパターンを選んでいるのだ、という主張に唸る。内向的な性格でもうまく回せるようにする工夫や考え方。「頭がお暇」という言い方。解決できない、出口のないことを考えるのはやめる。過去のことはやり直せないし、未来のことは未確定すぎる、今のことを必死にやりこなしていくこと。良書。2025/05/18
本詠み人
25
歳をとってどんどん自分が内向的になっているなぁ...と感じる今日この頃。タイトルに惹かれて図書館に予約した。一番心に残ったのは、他人から見たらどう見えるか、他人が自分をどう評価するかに終始する「他人軸」でものを考えていると駄目だということ。「自分軸」でものを考え、自分で自分を認め評価することが大事。また、色々考えすぎたり、不安に思ったりするのは「心がお暇」だから。今この瞬間、目の前のことに集中すると、余計なことを考えなくて済むというもの。たしかになぁ(笑)2025/02/08
碧緑(あおみどり)旧だいだい
22
どんな心理テストをやっても「内向的」と出る私だが、この本の前半は全く関係なかった。シャイではないし、自分の意見ははっきり言えるし、人前で話すことも得意だからだ。この本は内向的な人の悩みに、精神科医である著者が一つずつ答える形で読みやすくわかりやすい。この本自体は何ら目新しいことは言っておらず、当たり前すぎる内容だが、著者の語り口やアプローチがいいと思った。同じ著者の別の作品があれば読んで参考にしてみたい。2025/01/13
えつ
13
図書館で浅野いにおさんのイラストに惹かれて手に取った本。まぁ、中身は全然期待してなかったよ。わたしも「内向的な人」だけど、別に「内向的な人」じゃなくても考えてそうなことたくさんあるんじゃない?と思えるような内容。「アテクシ」っていう表現が気に入らん。別にいいんだけど、頻度が多すぎるとちょっと、、、ってなることに気付いた。「成功も失敗も幻想」「頭がお暇」という表現は気に入った。物事を少しでもラクに捉えることが出来そう。笑2024/10/17
うさうさ
11
タイトル買いして、目次も「内向的あるある」だと感じたが、内容は正直「そういうことか!!」とまではならなかった。 おそらく内向的でなくても当てはまるような感じがして、内向的ピンポイントを期待したので消化不良な感じかな。 2024/08/31