隕石コレクター―鉱物学、岩石学、天文学が解き明かす「宇宙からの石」

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  • サイズ A5判/ページ数 377p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806713456
  • NDC分類 447.3
  • Cコード C0044

内容説明

写真や図を用い、科学用語や概念を詳しく解説。隕石の分類、起源から、隕石の探し方、隕石を追い求める魅力的な人々の姿まで、幅広く網羅。プラネタリウム館長、科学者、隕石コレクターとしての著者のエピソードがちりばめられ、科学書でありながらも、肩肘を張らずに読めるよう工夫されている。有名な隕石ハンターを取り上げたはじめての本。

目次

第1部 隕石に魅せられし者たち(隕石入門―隕石の見分け方;世界の巨大隕石―その発見と回収;世界初の隕石ハンター―ハーヴィー・ハロウ・ナイニンガー;Mr.メテオライトマン!―ロバート・A ハーグ)
第2部 隕石ハンターになるための隕石学(隕石探し;コンドライト―ありふれているが魅力的な石質隕石;エイコンドライト―惑星の地殻;鉄隕石―惑星の中心核;石鉄隕石―惑星のマントル)
第3部 宇宙からの石(隕石が語る宇宙の物語;失われた「母天体」を求めて;衝突地質学―ネメシスという名の「デススター」)

著者等紹介

ノートン,リチャード[ノートン,リチャード][Norton,O.Richard]
隕石学の権威フレデリック・レオナード博士のもとで隕石学を学ぶ。アリゾナ大学フランドロープラネタリウム、ネバダ大学リノ校フライシュマンプラネタリウム館長を歴任。セントラルオレゴンコミュニティーカレッジで天文学の教鞭をとる。大学の講義用科学スライド制作会社サイエンスグラフィックス社代表。雑誌Meteorite寄稿編集者

江口あとか[エグチアトカ]
1976年北海道生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校地球宇宙科学部地質学科卒業。第19回アルク翻訳大賞実務翻訳部門で大賞を受賞。地学研究家。翻訳家。鉱物関係の執筆を手がける。石と本のお店「リンネの庭」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

4
隕石コレクターって、そんなに集められるものなのか?という疑問を覆す、充実の内容。地球上には毎年無数の隕石が落下してきており、世界中で発見されている。特に広大な国土(特に乾燥した平原が見つかりやすい)を持つアメリカは、隕石採収に適した環境であり、ここで隕石学が発展したのも当然か。序盤は19世紀に始まるアメリカ隕石ハンター列伝、中盤以降は隕石とは何か?その組成や鑑別法、調査道具の 選定など実用的。終盤は、隕石の故郷であるアステロイド・ベルトやダイナソア・キラー、そしてネメシスなど有名な隕石を解説している。2020/05/10

塩崎ツトム

3
序盤の隕石ハンター列伝も一読み物として面白いし、隕石についての幅広い知識を学べる後半部も充実していて素晴らしい。そして隕石って、結構あっちこっちに落ちてるもんなんだなあ……。2015/04/07

やいまゎ

2
陸地に落下する隕石は1年間で6000個、日本には15個が落下する計算です。その辺の石ころが隕石?磁石に反応すれば、鉄隕石だ!2012/07/31

takao

1
ふむ2023/11/19

YTY

0
原題は"Rocks From Space"。前半が隕石ハンターの話、後半が隕石学入門。2012/10/06

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