内容説明
解呪により声を取り戻したものの、権力闘争から身を守るため《しゃべれない非力な公爵令嬢》の振りをして、日々暗躍を続けるリリアナ。そんな折、ライリーの地方視察に同行した彼女は隣国からの侵攻の影を察知する。警戒を続けるリリアナの前に現れたのは最強の刺客と名高い『大禍の一族』の暗殺者で!?
「わたくし、室内で書物を読むのが一番の楽しみですので――このような戦闘(おあそび)は、性に合いませんわ」
次々と迫り来る闇を規格外な力で切り裂く! 最強主人公(ヒロイン)が天才的(チート)な魔術と知力で運命(シナリオ)を破壊する、異世界転生×暗躍バトルファンタジー、第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
24
解呪により声を取り戻したものの、相変わらず喋れない非力な公爵令嬢の振りを続けるリリアナ。ライリーの地方視察に同行した彼女は隣国からの侵攻の影を察知する第2弾。繰り返される魔物襲撃、陥れられかけた騎士団長たちや拘束された魔導省副長官、そしてリリアナの前に現れた最強の刺客。俗物たちも上手く利用しながら、国内に混乱をもたらす動きが見え隠れする状況で、全貌は未だ見えないながらも手駒を増やして自分に打てる手を打っていくリリアナが印象的でしたけど、ライリーの中で彼女の評価がどんどん高まるのはもう仕方ないですね(苦笑)2024/08/22
八岐
7
★★★☆ ライリー王子が本当に優秀なんだよなあ。自身の芯となっていたものが虚像だったと打ちのめされてから、自力で這い上がって自分なりの芯を構築し始めている辺り、靭やかな強さを身につけつつあるように見えるし。リリアナの真実に自分で気づき始めているのにも頼もしさすら感じる。彼の支持層が同年代だけじゃなく、上の世代まで広がりつつあるのだけれど、そうなるとそろそろ対抗軸となる黒幕の正体が見えてくるのか。この動きもリリアナが正史のブレイカーとして機能しているからなんだろうけれど。2025/11/08
dorimusi
7
思わせぶりでぶつ切りな話しが続くなー、もしかしてすんごい下手な群像劇か?とか思い出してたけど、あとがきによるとすべては伏線らしい。何かの話しの中でさらっと示されてたことがあとで意味を持って回収されるのが伏線だとおもってたので、伏線だけのシーンとか示されてもぶつ切りにしか思えない。。。なかなか苦痛な読書でした。 3巻からひっくり返ってすごくなるポイあとがきなので期待して3巻買ってみるか!?2025/05/27
Junta
2
面白かった!が、黒幕にいいようにやられ過ぎてストレスが溜まってきた。まだまだ世界観の説明が多いのもあり、読むのに苦戦した。まさかのあの人を影として取り込むあたり、小さくても貴族様。清濁併せ呑む、使えるものは何でも使うところが非常に良い◎。ペトラはスタンピードに巻き込まれ過ぎw。そろそろ反撃に出てスカッとしたい。続きが楽しみである。2025/01/15
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