内容説明
学位戦での激闘でも契約精霊なしで勝利を収めたローク。その一戦は「ロークが真の実力を隠しているのでは？」という周囲の勘違いをさらに助長させた。
そして、ロークは邪霊が封印された祠のメンテナンスへの同行を学院から依頼される。祠へ赴いたロークたちだったが、そこで邪霊の解放を企む闇の組織と対峙することに。ロークの前に立ち塞がったのは、なぜか邪霊と契約を成功させている謎の男・ホーンテッド。そして、どうやらロークの真実について何かを知っている様子で口にする――「君も俺たちと同じだろう？ 俺たちの下へ来ないか？」
努力だけで最強をも凌駕する、逆勘違い無双ファンタジー第２幕！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
24
学位戦での激闘でも契約精霊なしで勝利を収めたものの、周囲の勘違いをさらに助長させたローク。邪霊が封印された祠のメンテナンスへの同行を学院から依頼される第2弾。学園に侵入した謎の襲撃者たちの目的。依頼を受けて祠へ赴いたロークたちが対峙する邪霊の解放を企む闇の組織と、なぜか邪霊と契約を成功させている謎の男ホーンテッドの存在。そこからヒントを得たロークの試行錯誤の成果を見せた学年3位のケイとの激闘はなかなか熱かったですね。彼の確かな成長を感じる一方で、ますますカオスな評価になってきたこれからの展開が楽しみです。2024/08/25
燃え尽きタコ
13
ハーメルンで読んで購入決定したキッカケのラストバトル、本当にラストバトル良いんだよね。Web版では余り盛り上がれなかった中盤のバトルも見応えが増してて良かった。レイアとのやり取り良い。 タイトルの「いつもめっちゃ本気で戦ってます」要素を、あの場面でああいう地の文で使うのシンプルに好き。2025/03/15
真白優樹
10
ミーシャが契約精霊を出さぬロークを訝しむ中、学園を襲撃してきた邪霊の契約者が何故かロークを勧誘する今巻。 ―――自覚できぬ秘めたもの、其処に居るのは懐かしき影？ web版とは違う道を進み始める、ロークが邪霊との契約に挑む巻であり、彼が契約を出来ぬ原因らしき影も出てくる中、邪霊と簡易契約したロークが躍動する、力を手に入れたからこそ更なる熱さが見所である巻である。 一先ずは手に入れた力は、長くは使えぬも強力な力。果たしてそれは何処まで高められるのか。そしてロークに秘められたものとは。 次巻も勿論楽しみである。2024/09/08
水無月冬弥
2
契約精霊を持たない主人公が必死になって戦う第２巻、簡易契約とはいえ邪霊も従え、決して弱いわけじゃないんだよね。精霊と契約できないのも、謎の女の子せいですよね。彼女の正体は？ 大精霊とかかな？2024/08/27
