内容説明
仏教者の戦争責任を粘り強く追及し続けた禅研究者・市川白弦の抵抗と挫折、煩悶と憤怒の記録が待望の文庫化! 今なお多くの刺激と示唆に満ちた現代の仏法と王法考察の名著。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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書くということ≒いつわるということ 成人として戦争から生きのこった人間 仏教の根本精神・性格=寛容・和合・無抵抗 仏教は何に対して寛容・無抵抗、何に対して和合してきたのか あらゆる対立と抗争をあるがままにうつすというだけの鏡 仏教者の戦争責任 挫折と転向 禅における自由 仏教における平和 現代仏教の自己回復 日本における仏教社会主義の問題 倉田百三論 西田幾多郎論―絶対無のつまずき 臆病ゆえの挫折と抵抗: 白弦は自らの臆病さという自覚 仏教者の戦争責任を問い続け、諸国諸民族の人々との連携に努力2024/09/12
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