内容説明
疫学研究・遺伝子研究・脳画像研究、薬物療法など、最新の科学的知見を臨床現場での支援に活かすための入門テキスト。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
luckyair
3
ADHDやASD、DCD(発達性協調運動症)などについてサイエンスと冠する名前の通り、最新の知見を列挙。専門家であれば知っておくべき内容だが、残念ながら実際の専門家でもこうした知見を持ち合わせてない人達がいるという現実もある。例えば環境か遺伝かという問いに関して、昔は育て方の問題など環境のせいにされていたが、今では半々という知見。ただし、その半々となる領域も濃淡がある。また、DCDから来る落ち着きのなさを教育者が理解せず(またはADHDと誤認して)、課題のハードルを上げて複雑化させる場合も多い。★★★☆2023/07/08
じゃがたろう
0
図書館本。発達障害に関しては生活や教育に直結する実践系の類が多い中、生物・心理学的側面から発達障害にアプローチした本書は貴重であると感じた。表紙に「支援者が知っておきたい医学・生物学的基礎知識」とあるように、最低限知っておきたいことが含まれているように感じる。個人的にはエピジェネティクスやDCDの支援に関する記述が参考になった。当たり前のことではあるが、「怠けているわけではない」という理解の一助になる。加えて、ヒトの日々の言動のメカニズムについて知っておくことは人間理解の側面からも重要であろう。2026/06/15
オラフシンドローム
0
★★★☆☆ 当たり前だけど、発達障害は性格や当人の希望ではなく、病理であるようでほっとした。 とはいえ、遺伝要因はありそうでも、結局は確定的なことは言えない分からない、ということらしい。 発達性協調運動症(不器用さ)も発達障害のひとつという説には納得!ただ、これも程度か病気か判断が難しいって話。2024/05/31
nina
0
遺伝のところは少し難しかったけど、どの部分も興味深かった。 鷲見先生だけではなく、他の方も書かれていて、そのページは少し読みづらさを感じたのは、私が鷲見先生の考え方や文章が好きなんだろうな。 前作と内容が同じ部分もあったけれど、全体的にブラッシュアップされており読み応え十分でした。、2023/05/05
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