内容説明
こころは脳なのだろうか。臨床にもかかわるこの問いに、精神科医が挑む。ゾウリムシからコンピュータまで考察し、意識の謎に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YO)))
20
『つまりは、私という現象の連続性は、決して私という現象の側から能動的に生起するものではなく、他者によって承認され確定される表象の一貫性の圧力を被ることで受動的に形成されるものなのではないか』 『私という像は…被り続けるなかで形を成すものであり、そうしたさまざまの私の外に存在するものの残響であるともいえる』 取分け、『私とかかわり亡くなった人たちが私の中に残滓としてでも生きているということに脳的なリアリティがいくぶんでもあるのかどうか』は良い問いかけだと思いました。2019/06/05
thinkeroid
0
終章で、一元論と二元論の枠組みの対立を解消するための多元論について、簡潔で明快な説明がある。2024/09/30
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