内容説明
謎のテロリストが衆院本会議場を武力で占拠! 首謀者「コッカイくん」は与党議員を裁判にかけ、裏金問題、カルト宗教との癒着、公文書改ざんを厳しく尋問する。最新のポリグラフを駆使した鑑定結果をリアルタイム中継でネットに公表。彼らの嘘を白日のもとに晒し、誰でも参加できるネット投票で判決を下していく。総理や元幹事長が死刑に処されていくなか、警視庁公安部の幡多は与党議員秘書の親友・知念と連絡を取りながら、突入の準備を進める。衝撃のラストまでノンストップ、史上空前の政治エンタメ小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴ〜る
17
何か凄いものを読んだ気がする。ここまで踏み込んで大丈夫なのか?!と心配になるくらいに。そしてずっと私も感じている危機感をそのまま代弁してくれている。実際政治の話をしたり、デモに行った話をすると何故かいつも引かれたりする事が多く話す事を諦める自分がいる。何をしてもこの国は変わらないそう思ってしまう自分がいる。コッカイ君に拍手喝采を送りたくなる自分がいる。「地獄に堕ちろ!」この言葉は心から賛同してしまう。政府も警察も司法も信じられずこの闇にどうやって抗えばいいのか…。今こそ日本国民にこの本を読んでもらいたい。2024/08/29
きょちょ
15
辛口だよん。 国会を占拠するテロリストたち。彼らは、与党の議員を裁いていく。しかもみんなの投票によって。そして矢面に立たされた議員はすべて死刑判決。さらにすぐの執行。いやあ凄いね。犯人はいったい誰か、どのように制圧するのか?もう、ここまでは間違いなく★4あるいは5もあるかなと。 しかし、SATが突入してからは、あまりにもひどい展開。結局こういった展開にしてしまうということは、作者の力量がまだまだなのだろう。 前半の話から言えば、後半はがっかりとしか言いようがないね。 ★2025/02/28
カツ丼
4
読了後、『諦め』が強く残った。前半の議員を裁判にかけるエンターテイメント性と後半の闘争からラストシーン。一貫して現代日本社会と日本人の国民性への風刺が効いている。ラストは明るい日本の兆しを期待していたが… 2024/11/30
ワンモアニードユー
4
まあ面白くはあったが、思想が熱すぎる描写が読むのを苦行に変える。なぜ声をあげないのか、は正論だが、それで思考停止している群衆というレッテルで思考停止していないかなとか余計なことを考えてしまう。途中まではまあよかったのだが、後段のジェットコースター的展開は、とっ散らかってしまった印象。終わり方もこれでいいのかなとモヤっと感。2024/08/30
hiyu
3
ようやく読み終えた。ちょっと心が苦しくなったかな。2025/02/09
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