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内容説明
日本企業が軒並み衰退をする中、なぜキーエンスだけが高成長を遂げるのか?
それが徹底した「仕組み化」にある。
キーエンスはあくまで属人的ではない「仕組み」によって、企業としての成長を遂げてきたのだ。
圧倒的な組織の成長を実現する「キーエンスの仕組み化」とは何なのか?
同社で10年近くもの間、活躍した著者が、その方法論を伝授する。
※カバー画像が異なる場合があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
29
営業利益率55%超。売上高1兆円未満でありながら、日本の時価総額ランキングで第5位のキーエンス。その圧倒的な組織の成長を実現する「仕組み化」を紹介する1冊。あくまで属人的ではない仕組みを徹底して作り上げていったキーエンス。組織の成果はメンバーの行動の総和であるとして、スタープレーヤーに依存しない、優秀なマネージャーは大勢を動かせる人という発想。課題を洗い出し、成果の出るルールを明文化して浸透化、徹底的な標準化を進めて再現性の高い組織を作り上げる手法は、上手くフォローできれば確かに効果的かもしれないですね。2024/08/23
まゆまゆ
10
人に依存せず仕組みで人を動かし、仕組みで全てを解決するための仕組みづくりこそマネジメントの本質でありリーダーの仕事であるとして、キーエンスで実際に取り組んでいる内容を紹介していく内容。仕組みづくりに必要な4つのステップである標準化、浸透、振り返り、責任と権限をPDCAのようにたえず回し確認し改良していく。2024/10/21
TAKA0726
9
キーエンスは大阪市に本社を置く自動制御機器や計測、光学、電子顕微鏡の開発及び製造販売で営業利益率55%、平均年収22百万。仕組みづくりこそマネジメントの本質でリーダーの仕事は仕組み作りが全てでマネージャーの仕事を軽くする事。組織の成果はメンバーの行動の総和、標準化⇒浸透⇒振り返り⇒責任と権限。トップ2割よりボトム8割の力を引き出す。仕組み化失敗の9割は実行不足、ルールが実行されるかどうか。結果報告はルールの実行状況を確認し初期の軌道修正が目的、振り返りはルール自体の妥当性を検証し必要に応じルールを見直す。2024/10/15
コジターレ
6
この手のノウハウ本に手を出してしまうのは、余裕がない証拠だな。腰を据えて考えれば分かる当たり前のことしか書いてないのに、自分の頭で考える手間を惜しんでノウハウ本に頼ってしまうのは恥ずかしいことだ。重複が多く冗長な構成だが、キーエンスの仕組みづくりについては理解できた。2024/12/05
hiro
3
「キーエンスの仕組み化」を体系的にまとめた本。キーエンスの強みは「仕組みが実行される仕組み自体を構築している」点にあり。耳が痛い。 本書の内容は「仕組み」という大きな枠組みだけでなく、「施策」レベルに置き換えても参考になる。 ★★★★☆2025/07/20