内容説明
圧倒的面白さのエンタメ警察小説!
県内で少年犯罪が急増している――神奈川県警少年捜査課の高尾と丸木が調査を始めた直後、ふたりのよく知る高校生・赤岩が薬物取引の現場で検挙された。赤岩は同級生の賀茂の助言で、取引を邪魔しに行ったのだという。賀茂は古代の霊能者・役小角を自らに降臨させる不思議な少年だった。時を同じくして横浜で売春や特殊詐欺も発生するが、罪を犯した若者たちの共通点は、カリスマボーカルのミサキを擁する人気バンド・スカGのファンということだけだった。みなとみらい署のマル暴・諸橋らの協力を得て、高尾たちは真相解明を目指す。唯一無二のエンタメ警察小説。
※この作品は過去に単行本として配信されていた『ボーダーライト』 の文庫版となります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moonlight
30
いろいろとびっくり。まずは、シリーズ物と知らずに第2巻から読んでしまった。そして、タイトルから警察小説だと思ったけれど、ファンタジー?SF?オカルト?なんとも不思議な設定。そしてその設定なのに荒唐無稽ではなくて少年犯罪の警察小説として成立しているし面白かった。世の中を変えたいと思う若者達の物語は、選挙が終わったばかりの今、タイムリーな内容だったが、世直しは正しい方法でやらなければ意味がないね。2025/07/23
ドットジェピー
6
面白かったです2024/08/21
DONA
4
シリーズ2作目かな? すっかり忘れていましたがオズヌのことは何となく覚えていました。現実にあり得るのかはわかりませんが、声の力で人を操る(洗脳する)ことが出来たら怖いです。その力を良い方向に使えたら良いのですが。2024/09/03
都人
3
神奈川県警少年捜査課シリーズの第二弾。「超能力」を使ったらこの手の小説は自殺行為だ。2025/06/07
びりけん
1
再読 楽しめた2025/06/05