きみの横顔を見ていた（４）

著者名：いちのへ瑠美【著】

講談社（2024/08発売）

• ISBN：9784065366141

内容説明

高1男女4人、全員片想い中。すべてが愛しい青春群像劇！

「朝ちゃんなんでしょ？　森さんの好きなひとって」
片想い相手の大谷くんからのひとことに落ち込む光。
そんな様子を見かねた朝霧からは突然告白されて――。

戸惑いで吹奏楽部の練習にも身が入らないなか、
大谷くんが所属する野球部の大会を応援する日が近づいてきて――。

光、大谷くん、麻里、朝霧くん、4人の恋の2周目を完全収録！

恋と友情のあいだで心揺れ動く第4巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

恋愛って、一方通行のことの方が多い。そのリアルが十代の残酷なまでの純粋さで伝わってきます。試合を応援する、見つめる涙。ただ見つめる事しか許されない彼らは、これからどうやって自分を組み立てていくんだろう。…ちょっと先生が気になります。大丈夫かな…。

2024/10/25

[MATSU]

うわ～。朝霧くん、切なすぎる…。みんな応援したいのに、今後どうなっちゃうんだろう。気になります

2024/08/27

[チューリップ]

4人の恋のその後。みんな上手く進展しないのだけどキラキラしていて読んでいてまぶしくもある。麻里が恋を諦めているけれど好きな人の幸せを願って前に進んでいるのが良かったな。大谷が自分に気があるのではと思い始めてからつい目で追ってしまうようになるのとかリアルでありそうだなと思った。朝霧くんの気持ちを知っているから自分からは動かなそうだけど光が動いたらどう応えるのか気になる。朝霧くんはデート慣れてるだろうに好きな子相手だと調子狂ってる感じがツボだった。そして切ない。朝霧くんは報われないのかなー

2024/09/12

[たらこ]

みんなまっすぐでいいなー。素晴らしい読後感

2024/09/18

[Y]

どうあがいても高橋さんの恋が1番不毛だよなぁ。まあ続刊で変わる可能性はあるけども。ちゃんと思いを伝えた朝霧くんが今のところ1番男らしいかもしれないな。 多分先生は小説家か脚本家志望で、この映画の原作を書いた人と何かしらの関わりがあるのだろうなぁ。違ったならまあそれはそれでいいけど〜

2025/11/22