きみの横顔を見ていた（３）

著者名：いちのへ瑠美【著】

講談社（2024/02発売）

• ISBN：9784065346426

内容説明

高1男女4人、全員片想い中。すべてが愛しい青春群像劇！

３人目の主人公は人見知り美少女の麻里。
読書感想文を褒めてくれた国語の松平先生に心惹かれている。
ある日、密かな想いは溢れ出してしまい――。

そして、4人目の主人公は朝霧くん。
容姿端麗で学力・運動神経も申し分なし。
人生イージーモードの彼が胸に秘めているのは――。

ついに4人全員の恋の矢印が明らかになる第3巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

麻里ちゃんの恋（というか、彼女に気づいてくれた人への憧憬かな）が作品に昇華される絵がとても好きです。うんうん、こうやって若い人が自分の道を見つけていくところがすごく素敵だと思う。先生かっこいいぞ。…さあ、そして来ました、困ったハンサム君。でっかいトラウマを抱えた彼のエピソードは辛かったですが、君の好きな子、おばちゃん1巻から気づいてたよ。うんうん、いいよね、この人。彼が素直に子どもの顔をして泣く絵が好き。泣け泣け、まだ15年しか地上にいないんだから素直に行け。最後の彼の言葉、かっこいいです！

2024/04/16

[チューリップ]

麻里の話の続きと朝霧くん編。この巻でメイン4人の恋の矢印が判明して、これからどう変化していくのか楽しみ。麻里が先生の言葉で今の自分を受け入れられて、でも変わっていきたくて作品完成させたり部活に入ったりしているのが凄い良かった。応援したくなる。朝霧くんは光と母親を重ねている部分もあるのかなと思うんだけど、光にかっこよかったって言われた事で吹っ切れたというか光に見て欲しいと思って一気に動いちゃうのが良かった。でもここで返事されたら振られるよね多分。

2024/09/11

[ちゃとぽん]

【購入】麻里ちゃん、今の自分の事受け入れられるようになってきて良かった～～！教師と生徒の恋愛は創作でもなるべく見たくないので、微塵も可能性がなさそうでホッとしたよ…。朝霧くん編が始まったけど、あっという間に告白しててビックリ。この作品、みんな大人で相手の気持ちを察して自分の気持ちに蓋しちゃう人たちばっかりだからｗ矢印が出揃ったので、この後どう物語が展開するのか楽しみです！

2024/08/16

[sato]

並行して『太陽よりも眩しい星』も読んでいるけど、両作品とも恋するきっかけの些細さとか、それが自分という人間の輪郭を確かにする原動力になるということをすごく大事に描いててとても好きです。

2024/02/28

[みかん]

あぁ……

2024/02/13