内容説明
暮らしの達人の呼び声も高い石黒智子さんが70代に! 何気ない日常を続けるための合言葉は「こまめ」「こぎれい」「こざっぱり」なのだとか。年齢を重ねても、好奇心を失わず、今ここにある小さな幸せを大事にする知恵と工夫を忘れない、石黒さんの70代はなんだかとっても楽しそう!! 降り注ぐ木漏れ日のようなささやかな幸せをたいせつにしようね……。幼友達に語りかけるかのような暮らしのエッセイには、同世代の方にも、これからを生きる女性たちにも役立つ具体的なヒントが満載です。美しいカラー写真とともに、お楽しみください。 ◇もくじ◇1 合言葉はこまめ、こぎれい、こざっぱり 2 これからのレシピと道具と食卓と 3 ひとり、ふたり、そしてだれかとの時間 4 70代、ささやかな幸せを大切に暮らしたい 5 あるべきものはあるべきところに の5章立てです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
45
70歳を迎えると、できる事できない事を知っているからか、無理をしないで人生を楽しめる。その無理をしなさ加減がちょうど良くて、読んでいて気持ちいい。運転免許を更新せずにバスの敬老パスを利用して身軽に外出を楽しむ。服も楽で汚れにくかったり、簡単に洗濯できる物。アイロンも無しで、夏の外出時には100mlのスプレー容器に水をいれて持ち歩く等々、参考になる。特に興味深かったのがハチ食品の香辛料。小さなガラス容器に大きな品名。確かに調味料は歳をとると大容量ではなく、少量で充分。楽しい読書となりました。2023/11/01
あつひめ
24
一人暮らしかと思ったらご主人と二人暮らし。日常がきちんと会話でなりたち、業務連絡のようにお互いのことを伝えあっているようで、親とも子とも違う、夫は生活の相棒であり同じ船に乗った仲間のような大切な存在だと羨ましくなった。誘いを断るってとても勇気がいるし、断った後も感情を引きずってしまう。70になったら断ることもできるかな。私も電話より手紙派。でも、相手が電話やメール派だと手紙は迷惑なようで。最近書かなくなってしまった。年を重ねるのは諦めるのではなく、選択すること。もう少し写真があるとわかりやすいのにな。2025/01/29
たんぽぽ
20
20年以上前に石黒さんの本を何度も読み返し、お皿やキッチングッズを買い求めました。 今も愛用しているものも、いつの間にか姿を消したものもあります。そういうことなんだな。 70歳を超えた石黒さんはやっぱり石黒さんで、私はなるほど!と頷いたり、理解できるけど、私は違うと思ったり、自分よりも先を歩いている方からいろいろ教えていただく感じです。2023/05/15
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