内容説明
文政の大火で焼け出された人気戯作者・十返舎一九の一家。大混乱のなか近所の住人から押しつけられた老婆と共に、一九の親友・葛飾北斎の借家に仮住まいすることになったのだが……。盗難騒ぎが勃発したかと思えば幽霊が出たと大騒ぎ。男たちは大家の代理人だという美女・おつやに夢中のようで――。一九の娘・舞のきりきり舞いの日々は今日も続く。人気シリーズ、これで一区切りの最新刊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
20
【図書館】文庫で出たばっかりという事で借りて来た。 でも、待てよ、単行本で・・・ という事で【再読】という事が判明した(笑) まあ、図書館が休館という事も有り、また読んでみる事にした。 やはり、面白い、出身地が同じという事も有り、諸田譲の筆が滑りに滑る。 あっという間に読み終えて仕舞った。 この巻は最終巻だが4巻纏めて読んでも面白い、諸田玲子の十返舎一九愛に溢れている。 「あくじゃれ」とか「お鳥見女房」など、また読みたい気分になって来た。2024/09/09
なんてひだ
6
きりきり舞の全4巻終わっちまった。和茶和茶してて好きだったなぁ んであの千両箱どこさいっただべな。2025/02/13
桐葉
1
最後の灰さようならは痛快。楽しいシリーズだった。2025/01/06
あきのぶ
1
シリーズ4。完結2024/08/10
澪
0
読み出して気づいたけど、三作目の駿府に旅した話、まだ読めてなかった。とは言え、この本だけでも充分楽しめました。火事で焼け出された一九一家のきりきり舞いだけど、一九が弱ってるからか、過去二作を読んでる内にマヒしてきたのか、そんなに奇人変人と感じなかったというか、舞も立派にそっちの仲間入りをしたような(笑)お稲荷さんの再建をするための案はまさに奇人変人の集大成。春の気配がする今の時期に読めて、ちょうどよかった。2025/03/07
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