光文社文庫<br> 黒爪(こくそう)の獣

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光文社文庫
黒爪(こくそう)の獣

  • 著者名:加門七海【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 光文社(2024/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334103880

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内容説明

人に見えぬものを見る特殊能力を持つ悠希は、龍を降ろす能力を持つ占い師の妹・水月とともに新宿でひっそりと暮らしていた。ある日、神社に胎児の死体の一部が置かれるという事件が起きる。新宿の街に何者かが悪意を持って呪いをかけたことを察した悠希は、事件を捜査する新宿署の刑事魚名とともに、呪術を悪用しようとする何者かに立ち向かう。第一人者である著者による、現代「呪術」サスペンス小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

114
呪術サスペンスの一冊。舞台は眠らない街、新宿。その街の片隅に暮らすのは特異な目を持つ悠希と、霊能力を持つ水月の兄妹。そんな二人が不可解かつ嫌悪感いっぱいの事件の闇と穢れを祓うストーリー。実際にこういう呪術ってあるのかな。この大都会のど真ん中ならばひっそりと行われていても不思議じゃないかも。情報が溢れた現代、誰もが簡単に手を出せるものの一つに呪術もあるのかも、なんて思わせられる時間を楽しめた。苦しみ、業を纏う兄妹、必然かのように吸い寄せられる刑事の三人のバランス関係が良かった。これは続編ありき、なのかしら。2024/10/30

KAZOO

97
加門さんの占い師のミステリーです。新宿の神社で発見された子供の遺体。それがかなりの悪意の塊のような感じを見せていて、ルポライターや警察官がからんでいきます。加門さんとしては珍しい感じの作品で結構楽しめました。いつもは呪術がからんだりしているのですが、今回は新宿という町での出来事で既視感がある気がしました。誉田哲也さんや宮部さんの作品を思い出しました。2024/12/28

ポチ

44
面白半分で呪術などやってはいけないですね。禍々しい何かを惹き寄せるだけでなく自分にも返って来るみたいですから…。2024/08/18

ぽろん

35
この世ならぬモノに反応する目を持つ悠希と霊能力者の水月。そんな二人の兄妹にひょんな事から係わる事になった刑事の二郎が良い。なかなか凄惨な呪術に纏わる事件だったけれど、正義の人、二郎が加わる事でほっとさせられる。シリーズ化するといいなあ。2024/09/23

32
呪術を軽い気持ちでやると大変な目に遭いますってことですね。2024/08/18

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