内容説明
「機械式腕時計がなぜ、どうやって動くのか?」が一目瞭然!機械式時計の超入門書。・機械式時計が動く「しくみ」をユニットごとに詳細解説。・ビジュアルの多用で「徹底的なわかりやすさ」を追求。・「しくみ」に関連する発明や人物の蘊蓄コラムも掲載。よくよく考えると不思議な機械式時計が動く「しくみ」を、駆動順を追ってユニットごとに詳細解説。合間にはその「しくみ」に関する雑学として「腕時計の傑作ムーブメント」や「腕時計を作った偉人たち」も紹介します。難解な腕時計駆動の「しくみ」を、ますはビジュアルによってざっくりと、そして文章によって完全に理解可能です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
7
一度は分解してみたいと思う時計。 腕時計の仕組みを丁寧な図説とともに知ることができます。 人間の叡智の結晶ですね。2023/12/16
乱読家 護る会支持!
5
機械式の腕時計がどうして正確に時間を刻むのか? その疑問に答えてくれる?と期待して読みましたが、日本語の解説と写真ではどーしてもよくわからず。 結局、YouTubeの動画で理解しました(笑) 振り子の等時性を発見したガリレオ・ガリレイ。 振り子を使った時計を作ったクリスティアン・ホイヘンス。 板バネを螺旋状にしたゼンマイの伸縮でも振り子の等時性が成り立つことを発見したロバート・フック。 航海用の正確な時計を作ったジョン・ハリソン。 という4人の科学者によって機械式時計の工学的な基礎が作られたようです。2023/05/05
アンコ釘
1
おい、オレの腕時計!! 分解するのかい?分解しないのかい? どっちなんだい!? いやウォッチなんだい!? むりー 腕時計仕組み理解パワーup。2024/01/06
たくみ
1
今まで読んだ時計本の中で、一番分かりやすかった。 なんだかんだ答えが書いてない、ゼンマイを巻き上げながら時計が止まらない理由とか、耐震機構ってどこがどういう働きをしてるのかとか、色々な事が良く分かる。 何気に各時計の細部を見られるのも楽しい。 機械式時計を知りたくなったら、最初の一冊におすすめできる。2023/04/05
wang
0
フルカラーしかも、実物写真が使われている部分も多く、腕時計の中の細かい部分が大きな画像で見えるのがすごい分かりやすい。メーカー協力が助かる。ただ、やっぱり、どう動きが伝わるのかという部分がわかりにくいので完全には理解できない。でも分からないなりに細かな仕事ぶりが美しいし、どれだけ見ていても飽きない。動いていればずっと見ていたい。2025/06/12