内容説明
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「好きな野菜ランキング」では、かならず上位に顔を出す、みんなが大好きなトマト。本書の著者のひとりである矢守航・東京大学農学部准教授が、トマトの品種50種を選び、東大の農場で育て、うま味、酸味、季節と味の関係などの科学分析をおこないました。そしてなんと言ってもこの本の魅力は、みずみずしいトマトの写真です。茎や果実の「うぶ毛」まで見えるかわいく美しく精細な写真に読者が魅了されるのはまちがいありません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tomi
33
トマトというと個人的にはトマトジュースとケチャップなどの加工品で食べるくらい。生産ランキングでも日本は世界90位だそうです。それでも日本の気候に合わせた品種改良が進み、栽培品種は120種以上。そのうちの50種を東大の農場で栽培し、糖度や酸度などを細かく分析した図鑑です。それぞれの花も掲載していて、品種によって花形や花弁の数もさまざまだと初めて知りました。「栄養戦隊サプリガールズ」シリーズ、「めちゃなり!トゥインクル」「Mr.浅野のけっさく」など品種のネーミングも面白い。2024/09/26
shiho♪
25
図書館新刊棚より。リコピン度高めな1冊。実は私の住む愛知県はトマト🍅栽培盛んなんです。ファーストトマトやルネサンスはスーパーでもよく見かけるおしりがツンってしてるトマト。 それにしても黄色や緑、黒まで今は品種改良が進みバラエティ豊か。 ネーミングも面白い。トマトなのに「モモちゃん」、少し赤みが薄い「ピンキー」、その姉妹版の黄色いトマト「きら~ず」ꉂ🤣𐤔 東大の農場で育てたとあって、糖度や酸度、グルタミン酸の量などデータが細かいです。2024/08/27
あじ
24
菜園仲間の間で10年近く前に流行ったのが【アロイトマト】だった。当時は種の入手が難しい品種で、念願叶って試食できた時は大変感激したものです。今年、仲間から譲っていただいた種は、本書にも登場していた【CFプチぷよⅡ】。皮が薄く指に吸い付くほどもっちりとしており、非常に甘い。また次年度栽培したい品種も見つけました。【Mr.浅野のけっさく】ゼリーたっぷりだとか。冬季に菜園計画を立てるのが、益々楽しみになりました。2024/08/24
猫路(ねころ)
17
品種改良を続けた結果、多様なトマトが生まれた。横に切ったあとの切り口が苦手な時があるのでなんとも言えないですね。最近、トマトブームがなくなったせいか、マイクロトマト食べてないな、意外と美味しいんだよね。2024/10/09
chiho
10
世界一多くの品種があるらしいトマトだけど桃太郎とアイコしか知らなかった。ゲノム編集とやらの技術で今私たちはおいしいトマトを食べられているのか。トマトから飛躍しすぎだけど、どこかでゲノム編集された人間がいるんじゃないかと妄想してしまう。2024/10/19
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