角川ホラー文庫<br> バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book3《肖像》

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角川ホラー文庫
バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book3《肖像》

  • 著者名:阿泉来堂【著者】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • KADOKAWA(2024/07発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041149270

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内容説明

失踪した友人の行方を個人的に追い続けている怜佳。事件は意外なところでつながり始める。札幌市で発生した猟奇殺人事件。捜査に加わった加治谷と浅羽が知るのは、またもやバベルの古書が関係していた――

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

69
謎の古書と猟奇殺人が絡み合うホラーミステリ第3弾。今回は「ドリアン・グレイの肖像」体を切り刻まれ惨殺された男。その男の側で彼の死体を描いた肖像画が発見される。この絵が意味するものは?異様な事件に応援として駆り出される〈別班〉の加地屋刑事と浅羽刑事、そして彼らと共に分析室の天野怜佳刑事とプロファイリング担当の伽耶乃がこの連続殺人犯に立ち向かう。そんな中、怜佳の親友・真理子が行方不明になり彼女は個人的に親友の行方を追うが…。繋がりあう事件と過去から続く因縁。謎が謎を呼ぶ展開に引きこまれ続きが楽しみなシリーズ。2024/07/29

sin

61
その本の内容を模したかの様に人を操る古書と云う美味しい設定にしては、怪談としては抑えられた展開がもどかしくはあるが、ミステリーと云う観点からするとなかなかに興味深い内容だと感じる。いや、これを怪談と表現したがオカルトミステリーと解釈したほうが良いだろう。古典となる怪奇作品に描かれた怪異が『BABEL』のマークのついた古書によって陰惨な事件として刑事たちの前に立ち塞がる。その上、主役の一人伶佳が過去に遭遇した事件とも密接な関係を持って彼女に迫ってくる。物語は核心に向かって動き出したようだ。2024/08/13

mihya

47
シリーズ3冊目。肖像画に描かれている通りの猟奇殺人が起きる。明らかになってきたメンバーの過去に、既にBABELが絡んでるっぽい。メンバー、誰が引き摺り込まれても不思議じゃないってとこが不穏。面白くなってきた。続きが気になるー!2024/12/25

さっちゃん

45
シリーズ第3弾。被害者は肖像画を模して惨殺され、現場から立ち去った不審な男は20年前と変わらぬ容姿だった。本部長命令で別班の加地谷と浅羽が招集され、また伶佳と伽耶乃と共に捜査することに。失踪した親友が気になりながらも捜査に集中していた天野だが、何者かに監禁され…。/今作では11年前の伶佳の父の事件が明かされる。謎の古書、これまでの事件との繋がり、そして失踪した親友。物語が動き出し様々なピースが出てくるが、それらが描き出す真相はまだ見えない。四人がとてもよいチームになってきたことが嬉しい。次作も楽しみ!2024/07/30

39
少し間が開いていたので少しあやふやながらも、4人がいいチームになりつつあるのが楽しい。本の謎が明確になりつつ、伶佳の過去も明らかに。織間は何気に今後も出てきそう。次の巻が待ち遠しい(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)2024/07/31

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