電撃の新文芸<br> ある魔女が死ぬまで2 -蒼き海に祝福の鐘は鳴り響く-

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電撃の新文芸
ある魔女が死ぬまで2 -蒼き海に祝福の鐘は鳴り響く-

  • ISBN:9784049155662

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内容説明

★コミカライズ好評連載中★

 見習い魔女のメグは十七歳の誕生日に、師である永年の魔女ファウストから余命宣告を受ける。呪いを解く方法は嬉し涙を千粒集めて『命の種』を生み出すことだけ。
 念願の『二つ名』を与えられたメグは、祝福の魔女ソフィのはからいで二十年に一度開催される『魔法式典』に招かれる。メグはそこでも新たな縁を結び、その出会いは彼女の運命を大きく変えようとしていた。
 人々の想いを受け取り、かけがえのない約束を交わし、もちろん失敗だって何度もして。だけど魔女は諦めない。たとえ、どんな絶望を前にしても。

「メグ、笑いな。偉大な魔女はね、逆境にこそ笑うんだよ」

 明るく愉快で少し切ない、魔女の師弟の物語。別れの冬を乗り越えて、旅立ちの春へと向かう第二幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オセロ

50
【KU】2巻も良かったですね。 世界中のあちこちを飛び回り、いろいろな人達と茶番劇を繰り広げるメグは流石というかなんというか。そんなメグの特殊な体質を活かした魔法の発芽、それに伴う物語は心温まるものばかり。トリを飾ったアクアマリンの話は勿論良かったけど、個人的にはラピスの街の御神木の話の方が好きかな。2025/03/17

よっち

31
呪いを解くために嬉し涙を千粒集め始めたメグ。念願の『二つ名』を与えられ、祝福の魔女ソフィのはからいで二十年に一度開催される『魔法式典』に招かれる第2弾。魔法式典で話された星の核を巡る漠然とした不安、悪魔憑きの騒動に首を突っ込んでしまうメグが出会った、ラピスの街をずっと見守ってきた神木とセレナの存在。我が身に降りかかる危険を顧みずに成し遂げたことをきっかけに、訪れたアクアマリンで様々な過去も明らかになってゆく中、魔力汚染患者や魔力災害といった様々な困難に立ち向かう彼女の成長とその勇気を改めて実感しましたね。2024/07/21

aki

12
二巻目でかなり成長したメグ。 出生や呪いの不思議も少しづつ明らかになってきた。 言葉遣いが悪いのに人として大切な思いやりや優しさがすごい!2025/01/16

カッパ

11
いいね。続きも面白い。軽快な言葉のやりとりも好き。感情魔法というのか、そんな現代ではすたれたもの。不確実なものが世界を救うのだと思う。魔法なんて世の中にはないけど案外そんなもの?賢人とか魔女とかのランクがあったり、二つ名があったりはなーんか異世界っぽい。が、地域もあるのよ。出世のヒミツやお師匠さまにはなにがあるのかな?カーバンクルかわーいー。そんなかんじ。2025/04/23

日坂愛衣

10
第一巻に比べて、世界観が大きく広がった感じがあります。物語は依然として比較的温かいですが、焦点が他人を助ける細かい日常から、設定を掘り下げて世界を救うファンタジーの方向に変わってきました。魔法もかなり壮大になりましたが、正直なところ、以前のような日常感が好きです。作者が「世界魔女篇」と言っている以上、Meguが世界を救う道に進むのは避けられないことですが、ちょっと残念に思います。2024/07/25

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