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内容説明
国が作った制度が人と人を引き裂いていく。高齢化社会に潜む闇に斬り込んだクライムサスペンス。「あなたの大切な人の老後は大丈夫か?」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
23
冒頭80ページほどを試し読みしました。 成年後見人制度の話がメインです。 残念ながら、弁護士の類もピンキリなので、やはり選定は慎重にしないとダメでしょう。 東日本大震災に関連した避難者と高齢者の問題などを巧みに取り上げる手法はさすがです。2024/08/12
ぐうぐう
21
山本おさむの最新作。テーマは成年後見人制度だ。認知症高齢者を守るために作られた後見人制度を悪用する人間を炙り出すという内容。そこに福島第一原発事故による被災者や虐待を受けた児童といった背景を持つキャラクターを配置する。山本おさむの視線は、常に弱者に向けられている。しかも、見えにくい弱者にだ。今どきめずらしい熱いタッチは、山本の怒りというよりも、誠実さの表れだろう。その熱さは、いつしか冷めてしまった私達の体温を上げるに充分だ。2024/08/10
kenitirokikuti
11
昨年末(24.12)書店でビックコミックの新刊として本作の第2巻を見て…第1巻から購入してみた。本作の悪役である、悪徳弁護士の吉村、顔つきがあきらかに吉本隆明ではないか。右に流した73の髪、高い頬骨、輪郭は四角いかんじ、目はつぶら、逆八の字の眉毛、鼻も太め。2025/01/08
sakurayasuko
0
後見人問題これからどう対処するのか2024/08/15