内容説明
元カノが引き起こした銀を巡る騒動も収まり、卒業まではこの関係を秘密にすることを改めて誓いあった銀と灯佳。その矢先、教師と生徒が付き合っているという噂が学校中で囁かれ始めて――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐治駿河
42
最終巻。序盤から今カノ（桐原）と元カノ（ユズ）が一緒に暮らす展開とは、主人公がどんな業を背負っているかと思いましたよ。そしてこれまでの巻と同様にバレたら終わる関係なのにかなりイチャイチャしていますので気持ちは抑えられないとは思いますがどうかしていますね。でもそこがこの作品の魅力ですよね。またこの作品のもう一つの魅力は少々エロい描写がある事でしょうか。ユズが留守番しながら一人でいたしている時に桐原の母親が登場する等、結構すごいシーンをぶっ込んで来くる作品です。軽いエロラブコメが好きな人にはお勧めですね。2025/03/24
よっち
28
桐原との密会を減らす決断をしたりと爪痕を残して、元カノの高神柚香の襲来による一連の騒動が落ち着いたかと思ったところで、なぜかユズが桐原の家に居候する第3弾。無職となった元カノが女子高生彼女のもとに転がり込むとかいう、彼氏としては不安しかない銀。そして噂を気に留めながらも迎えた修学旅行では、先生と生徒として適切な距離を保ちつつも、今しかできない二人だけの思い出を重ねていく2人。会えないことを寂しいと感じながらも、お互い頑張って2人が成長する姿があって、そんな中で灯佳を支えてくれたユズの存在も効いていました。2024/07/12
椎名
11
完結。ここまでが怒涛の展開だったこともありちょっと物足りなさもあるが、これ以上は二人の関係がピンチになるか安定するかしかないだろうことを考えれば妥当か。恋愛だけではなく、教師としての一旦の〆と考えると非常に綺麗な終わり方だ。1年目の新人であっても、生徒の前に立てば模範となるべき大人であり子供を導く教師となる。それを生徒たちから学び、一人の大人として成長していく。そのバランスが二人の恋愛にも表れているのが良かった。次回作にも期待したい。2024/07/11
leo18
9
完結というか打ち切りなのかなあ。本当に読みたいのはこの先なのに残念すぎる。隠し通せるかヒヤヒヤな2人の逢瀬は良かったし、何より今回はユズの株がかなり上がったな。もう一巻欲しかった。2024/07/19
ヴァル西野
7
多分最終巻。ひねりの無い綺麗な終わり方。本作にしてはビックリするほど穏やかな一巻でした。最後だからガンガン情報を出すという感じはあるが、まぁ問題はない。背徳感とエロの要素をたっぷり供給する作品でした。激重ヒロイン大好きな方もかなりドンピシャだと思います。 感想動画: https://youtu.be/jxD7ngxJBC02024/07/14
