内容説明
世界の危機を救え! 世紀の大実験。それは巨大生物VS.人類、究極のバトルロイヤル――変異から120年。うなじに特殊な刻印を持つ少年・リンディは仲間と共に、人類史上初めて謎の巨大生物〈徘徊者〉ゴーレムの封印に成功する。戦果を聞きつけてウィンズテイルにやってきた研究者たちは、特殊能力を持つリンディらに様々な人体実験を強いる。飽くなき探究心は、さらなる危険な実験へと彼らを駆り立て、とうとう徘徊者よりも恐ろしい敵を呼び覚ましてしまうことに! 近未来SF×バトルファンタジー、緊迫の第2弾!
目次
第一章 日常に差す陰
第二章 探究者たち
第三章 甦る悪夢
第四章 ヒトガタ
第五章 異界紋
第六章 標のない道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本の蟲
11
突如世界中に現れた門と、そこから出現した漆黒のゴーレム《徘徊者》。周囲を《石英の森》に変質させる彼らによって人類文明が崩壊してからおよそ百二十年。ポストアポカリプスSFファンタジー2作目。まんまナウシカという感想を持った前作から、徐々に主人公たちが持つ異界紋の役割、世界の戻し方を調査・考察する本作なのだが…。作者代表作の『記憶翻訳者』シリーズに比べていまいち乗れないのは、主人公が状況に翻弄されるばかりで、年相応に幼いせいか。脇役、周囲の大人にも推せるキャラが見つからないせいか2024/06/19
Akko1454
2
2巻で完結するのかなと思ったけど、まだまだ解明されていないことがたくさんある。徘徊者はどこから来たのか、100年前に一体何があったのか……このシリーズが続くといいんだけど。頼みます、集英社さん!2024/05/27
田口賢二
0
面白かったです。続編に期待しています。2024/07/06
kokekko
0
まだ続きそう。2024/06/05