内容説明
読書名人による愉快痛快「面白本」案内!
「重度の活字中毒者」だという作家・椎名誠が、「本」についての思いや体験を縦横無尽に書き尽くし、世の本好きたちを魅了した伝説のエッセイ「活字四部作」が、長い年月を経て、ついに文庫化!
ミステリー、SF、冒険、サバイバル、歴史・時代小説、名作古典、自然科学……ジャンルを問わず次々と繰り出される数々の奇作・快作・大傑作。シーナの果てなき好奇心がもたらす「面白本」との邂逅は、どこまでも広がる不思議世界への入口だった。
「活字ばなれ」が叫ばれる今こそ堪能したい愉快痛快読書案内。
下巻には『活字の海に寝ころんで』と『活字たんけん隊』を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そうたそ
9
★★☆☆☆ 自然科学系にかなり偏った著者の読書ノート的な一冊だが、これまでの著書を見ると、著者の興味がそっち側に傾くのも当然頷ける。自然科学と一口にいえど、その内容は多岐にわたっており、タイトルを見るだけで面白そうなものもあったりする。著者のSFの名作の数々や、エッセイの数々を作ってきたのは、こういった本たちでもあるのだと思いつつ読むと、また感慨深い一冊でもある。2024/09/25
時代
7
シーナさんの長きにわたって綴られた読書ノートでした△2024/09/06
かずぺん
3
椎名さんの言葉の使い方や表現が好きです。楽しめました。2024/12/25
k
2
面白そうな本がたくさんあるのだが、絶版なんだよなー。2024/07/29
ともひろかただ
0
椎名誠の読書本。“読書本”というのはなんだか変な感じがするけれども(読書は本でするものだから)、それを言うと椎名誠が創刊した『本の雑誌』も変ないい題名だから、やっぱりこれは読書本だ。著者がいろいろ読んでいる本をおもしろおかしく紹介する。岩波新書2冊分を文庫化したということで400P超で820円+税という価格は昨今の文庫本ではお買い得。本を紹介する流れを作る、落語で言えば枕の部分が秀逸で、例えば過去の未来予想本を紹介するときには現代のテクノロジーを語り、「ぼくはベータを選びきれいに時代に取り残された」。笑。2025/03/21
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