イルカと生きる

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イルカと生きる

  • 著者名:粕谷俊雄【著】
  • 価格 ¥3,630(本体¥3,300)
  • 東京大学出版会(2024/07発売)
  • ポイント 33pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784130639606

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内容説明

イルカたちは広い海でどのように暮らしているのか? 世界的な鯨類学者が、イルカと人間のかかわりという視点から、スジイルカ、イシイルカ、ゴンドウクジラなどの多様な生きざまを描き、イルカの保全をはじめ、かれらとわれわれの未来を問う。


【主要目次】
はじめに

第1章 鯨類の歴史――陸から海へ
1 先駆者と追従者
2 ムカシクジラ類――最初の鯨類
3 ヒゲクジラ類とハクジラ類の分化
4 ヒゲクジラ類の歩んだ道
5 ハクジラ類の歩んだ道

第2章 日本の鯨学の始まり
1 イルカとは――動物学以前
2 動物学者の視点

第3章 イルカのすむ海
1 日本周辺の海流構造
2 海水温
3 イルカの好む環境

第4章 スジイルカ――暖流系の代表種
1 日本のイルカ漁
2 スジイルカ資源の研究と西脇昌治氏
3 意外に緩やかな生活史
4 スジイルカの社会構造と生存戦略
5 失敗したスジイルカの資源管理

第5章 イシイルカ――寒流系の代表種
1 二つの主要体色型といくつかの個体群
2 疾風の生涯――ネズミイルカ科の通例
3 イシイルカ漁業の盛衰

第6章 ゴンドウクジラ類――母系社会に生きる
1 日本近海の種――大村秀雄氏の疑問
2 マゴンドウとタッパナガ――コビレゴンドウの二型
3 コビレゴンドウの生活史と生存戦略
4 ヒレナガゴンドウ――北太平洋では絶滅

第7章 ハクジラ類の社会と高齢個体の役割
1 老齢期を生きる雌
2 ハクジラ類の繁殖戦略――雌雄の違い
3 ツチクジラの不思議な社会――雌雄があべこべ

第8章 壱岐のイルカ騒動――イルカといかに生きるか
1 壱岐のイルカ騒動と私
2 壱岐周辺の漁業生物と人間活動
3 イルカ被害対策とその教訓

おわりに
引用文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こぺたろう

7
ネットで注文、本日読了。著者の専門書「イルカ概論」や「イルカ」の内容と重複するところが多い。多いというより、専門書をベースにして、一般向けに解説を試みたのが本書という印象。どうせ読むならば、あと1500円出して「イルカ概論」を読む方が良いかなという気もします。2024/05/19

takao

0
ふむ2025/08/10

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