ワレワレハ（１）

著者名：松枝穂積【著】

講談社（2024/07発売）

• ISBN：9784065357576

内容説明

地球に侵入して女子大生に擬態した異星人・コスモと、大学デビューですっぴんを封印する地球人・ひかり。ふたりの友情は平行線のまま、共有も共感もできるはずなく…だけど、ふたりでいるとなんか楽しい！　ひとりでいるときよりも、ずっと！　アフタヌーンの新人賞「四季賞」2022年冬のコンテストにて、選考委員の藤島康介氏から選考委員特別賞を受賞した投稿作『ワレワレハ』を連載版にブラッシュアップしてシリーズ化。１話16ページのショートなので読み疲れの心配もなく、通勤や通学にも最適。クセになる作風をぜひご賞味あれ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[s_s]

読み切り版より少しブラッシュアップされていて、連載シリーズの顔つきになってはいるが、正直この設定なら中編や短編くらいのボリュームで丁度良い気がする。。大学の新入生あるあるを詰め込んだ、ひっそり異星間コメディ。調査のために女子大生に擬態した地球外生命体と、すっぴんの顔を宇宙人と揶揄されるような素顔NGな女子大生のふたりが、まだまだ馴染めない未知の世界を生き抜こうとする姿には、共感を覚える部分も確かにある。ただ、展開に際立った変化もなく、単調で荒削りな感じも否めないので、継続して購入するかは微妙。。

2024/07/05

[たけのこ]

面白かったな～。 女子大生デビュー！って感じのふたりなのですが、ひとりは実は宇宙人なのでした。 基本は新しい環境に右往左往する新入生って感じなのですが、なにせ宇宙人だし、地球侵略のために地球人の生態を調査してるし、目新しいことばかり。終始コミカルで楽しいです！

2024/07/15

[クロユリ]

地球人に擬態した宇宙人女子（？）と大学デビューであだ名『宇宙人』の地味系女子からの脱却を目指す地球人女子のゆるやかだけどちょっと不思議な女子大生ライフストーリー第１巻。大事件が起こるわけでもなく、独特のテンションでゆるーくふたりで最近の大学生の生態を探求したり、宇宙人ちゃんの方が地球の文化に驚いたりするだけなので面白いと感じるか退屈と感じるかはかなり分かれる作品。気になったらまず試し読みを。

2024/07/11

[蝉、ミーン ミーン 眠ス]

本当は大学に実在している教授に擬態するつもりだったけど、間違えて女子大生に擬態しちゃったっていうことは田中コスモちゃんの本物もいたってことだし、その本物は今どこでどうされているのかな……。

2024/07/07