ネムの花は見ていた - 少女と少年の太平洋戦争

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ネムの花は見ていた - 少女と少年の太平洋戦争

  • 著者名:東條泰子/ふりやかよこ
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • PHP研究所(2024/06発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569681689

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内容説明

戦時下の福井を舞台に、戦争に翻弄される人々の姿を描いた物語です。小6の同級生、正一と美鈴を軸に、昭和20年7月19日の福井大空襲を山場に話は展開します。幸せな家族が戦争によってバラバラにされ、死においやられる。たび重なる不幸をのりこえながら家族が新しい形をつくり、幸せを求めていくというストーリーですが、空襲など劇的な場面や出来事の描写にリアリティーがあります。美鈴が福井大空襲の火の海を逃げまどい、背負った幼い姪を死なせてしまうところなど、ぐいぐいひきこまれます。「戦争は人を鬼にする」「ほんとうに悪い人はいない」など、心をうつ言葉も多く、作者の実体験や思索が生かされた力作です。戦争の理不尽さと人々の懸命な生き方が伝わってくる、文学性豊かな感動的なお話です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろぴよ

0
悲しいお話しだった。2009/06/03

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