内容説明
26番教室では、社会科の授業で模型の町をつくることになりました。子どもたちが空想の家をつくったり、通りの名前を自由につけたりする楽しい授業です。
ハンフリーは、じっと座っているのが苦手な子を手助けしたり、授業に参加する下級生が孤立しないように気をくばったりと、いつものように大活躍。
でもあるとき、自分がケージをぬけだしたことでミランダが責められるのを見て、どうするべきか悩みます。そして濡れ衣を晴らすべく、カエルのオグと協力して先生に働きかけることに。
子どもたちの作った町はぶじに保護者会で披露され、見にきたおばあちゃんから町の歴史を学ぶこともできました。
元気になったりしんみりしたり、さまざまな顔を見せる学級のペットたちと26番教室の子どもたちの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
17
図書館本。社会科の授業で模型の町を作る事になった26番教室の生徒達。ハンフリーは算数の授業に下級生が加わり、クラスに馴染める様に奮闘したり、じっと座るのが苦手な子を密かにサポートしたり頑張ります。皆で協力し完成した模型は保護者会でお披露目され大好評。夜の教室ではカエルのオグと一緒に町を散策。2匹のやり取りがほのぼのとして可愛らしい。2023/04/24
こゆ
7
小5、一人読み。学校ハムスターシリーズ3作目。2025/01/29
shoko.m
2
自分たちの町について勉強している二十六番教室で、ブリスベン先生がクラスで町を作ろうと提案した。模型を作ったり、みんなで仕事を分担したりと、もりあがるクラスの子たち。ハンフリーもみんなに役に立ちたいと、夜こっそりケージからぬけ出したのだけれど、そうじに来てくれているアルドに見つかってしまった! クラスで飼われているゴールデン・ハムスターのハンフリーのシリーズ3巻目。週末みんなの家にいき、子どもたちをこっそり助けるハンフリーのゆかいなお話。2巻から登場のカエルのオグとの息もあってきて3巻も楽しい。2024/12/24