- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
クリエイティブな「表現」、独創的な「アイデア」、誰も見たことのない「企画」に、人びとを魅了する「クリエイション」。そんな優れたアウトプットを生み出し続けたければ、やるべきことは1つ。「インプット」の方法を変えよ。若きクリエイターたちのための、知的インプットの技法!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chie
26
本屋さんで、目当ての本がなくて衝動買い。クリエイターという限定された人たちに向けられたメッセージなのだけれど、人間誰しもクリエイターと言えるのかもと思えてくる。究極のアウトプット、「自分らしさ」も、インプットの賜物なのだ。本を読むことへのモチベーションがあがった。2024/10/03
ta_chanko
23
登山やマラソンの天才がいないように、天才的なクリエイターも存在しない。圧倒的な量のインプットから生まれる既存のアイデアの掛け合わせにより、クリエイティブなものが生み出される。何をインプットしたかによって、その人物が形作られる。良質な本・写真・映画・アート・音楽・食べ物をインプットする習慣をつくることが大切。2025/03/26
ひみーり
18
私たちは無限に本を読むことも、映画を見ることも、音楽を聴くことも残念ながらできない。そこそこの「いい本」を10冊読むより、「すごい本」を1冊読むほうが頭のトレーニングになると考えるし、大きな時間の節約にもなる。←個々の部分が目から鱗が落ちるだった、たしかに私はそこそこの「いい本」を10冊読んでいる!いいやもっと悪い、駄本でも何でも読むということをずっとしていた!ただある美食家が息子にも美食家になってほしいと良いものしか与えなかったらカップラーメンにハマってしまったという話を聞く、悪いものも吸収してこそ2025/02/05
たか厨
17
2024年6月刊。元編集者であり、現在はプロ向けのクリエイター・ゼミや中学生向けアートスクールを主宰する筆者の本を読むのは初めて。一応、小説の創作ゼミに籍を置いている身としては、常々、インプットの重要性を肌で感じている。書名のように『(創作の)天才になれる習慣』があるなら学ぶたいと思い、本書を手に取った。本書ではまず発想法の古典的名著『アイデアのつくり方』で提唱されている「新しいアイデアとは、既存のアイデア同士の組み合わせに過ぎない」を取り上げる。(続)2025/05/07
せり
13
「天才」になる為に質の高いものを大量にインプットすべし、という至極正論が語られる。決して真新しい主張では無いが、それでも本書が有用なのは、筆者が接してきた天才クリエイターたちの「大量インプットぶり」の記述、そして筆者が推薦する本、音楽、映画、アート等大量の作品リストだろう。勿論筆者の個性が出ている作品群とも言えるが、自分では思いつかないもので新しい発見として参考になる。直近で実践できることとして、推薦雑誌の1つヴォーグジャパン(Kindleアンリミテッドで読めたような…)から始めてみようと思ってみたり…2024/10/10