内容説明
異形を狩ることを生業とする、祓い屋の名家の娘・神崎雛乃。近付くものの生命力を吸い取る異能を持つ彼女は「死神姫」と呼ばれ、周囲に疎まれ孤独に生きてきた。 そんなある日、敵対する一族の元当主・龍ヶ峰雪嗣への嫁入りの話が舞い込む。形式上の婚姻ととらえる雛乃だったが、「不老不死」の異能を持つ雪嗣は、雛乃の傍にいることができる唯一の人だった。ふたりは運命に導かれるように惹かれ合うが…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
粋
5
なかなか面白い設定でした。そして、実父と異母妹のくずっぷりが凄いなと。織守もヤバそうだし。この盲信っぷり最近よく見るような(苦笑)どうやら続きが出たみたいなので読んでみようと思う。実父、異母妹、織守がその後どうなったのか書かれてるかな。2025/03/18
あずとも
4
近付くものの生命力を吸い取ってしまう異能を持つ少女と異能により不老不死の身体を持つ孤独な青年が織りなすシンデレラファンタジー。結末も分かっているけれど王道ストーリーが好きな人にはたまらないだろうな。2024/06/09
色素薄い系
1
雪嗣にとって救いとなる存在が雛乃というのはいいんたけど龍ヶ峰の現当主はこれから地獄の日々なの?という所がずっと気になっていた。神崎の異能が無いと自死するしか死ぬ方法がない訳でしょ?直系が母親除くと雛乃しかいないなら現当主が座を譲る時絶対神崎の血絶えてるじゃんと思うんだけど…雪嗣との子供が出来ればなんとかなる訳でもなさそうだし…雛乃母が思ったよりサバサバ系だったのが意外。2025/03/04
まりも
1
義理の妹と父親が胸くそ悪い。ご都合主義って気もするけど、運命の人に出会えて幸せになれてよかったね。殺してしまったと思っていた母も生きていたし。2025/02/16
愛華
1
読みやすくてあっという間に読んだ。似た話が多いから、辟易してきてたけど、表紙の良さもあって読み進められた。王道展開。不老不死とならどう落としどころを持ってくるかと思っていたが、まあ設定通り生命力を吸われることで、停滞していた命が息をして死に至るとな。これもよくある落としどころだけど、200年生きてきた設定をもうちょっとうまく活かして欲しかった。現当主がいるってことは同じ能力持ってるんだろうし。歴代死にたくなるなら、現当主もでは。現当主ではなく、前当主にしたところでの現当主も活かして欲しかった。2024/06/11
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