内容説明
聖人たちとのインモラルバトル、開幕！！
第一聖人として欧州に連れ去られてしまった烏丸。さらにかの地で最後のサキュバスパーツが見つかり、晴久たちは渡欧を決意する。道中、ゼパルの暴走があったりしながらも、欧州祓魔連合で再会を果たすのだが――。禁欲を強いられているはずの烏丸は、むしろノリノリ、いやビンビンだった！ 「上位神族の美少女セラフィムさまと合体できるとか、心のお●ん●んが大爆発なのだぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」――だが、そこに迫る刺客たちの影があった。天界をも股にかけたインモラル・ユーロ・ミッションが幕を開ける！
※「ガ報」付き！
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
25
烏丸が第一聖人の筆頭候補だと言われ、欧州に拉致られてしまった。さぞかし酷い目に遭ってらだろうと思ったら、美少女なセラフィムを縛れると大興奮していた。烏丸は所詮、烏丸だった。そんな彼女を第一聖人にするため第二聖人を筆頭に烏丸を警護していたと思ったら。多くのサキュバスパーツを持っている晴久と岬を暗殺しようと暗躍する。そんな思惑と関わらずに、晴久を伴侶に狙うシーラ姫。それに協力する第三聖人。サキュバスパーツを護るために動き出す犯罪者達。色々な思惑が混ざり合い混沌とする11巻。最後のケジメ絶頂で腹筋が攣りました。2024/06/18
ひぃす
10
まさかの葵の生い立ちから始まった、盛沢山の11巻。過去に関わりのある人達が総登場状態で、最終盤に向けてのクライマックス感がかなり強くなってきました。色々頭おかしい展開が起きているのに、読後感は割と爽やかな印象になるのは、なんなんですかね…感覚がマヒしてるだけ…？ いよい次巻が最終巻とのことですか、果たして女性関係に決着は付くのか。強引にされたい美咲、匂いフェチの桜、ロマンチストな乙女な楓の3人娘を筆頭に、槐、シーラ、夏樹、更に犯罪者達とある意味よりどりみどり…。2024/07/01
RoughMagician
6
一冊に収まっているとは思えない程、色んなイベントが起きてたな第１１巻。夜這いで既成事実を作ろうとしたシーラ姫、だけどその後の『君の名は』の霊障で ヒロイン３人の性欲がエグイことを知られた事の方に、「これはもう貰ってやるしかねぇだろ」という気持ちになった。ケラケラ笑いながら読んで、巻末の、作者が命を削って書いていたという事実に震えた。天才の逝去は世界の損失だから、頼むから健康であってほしい。2024/06/20
きーん
4
戦闘はアツいし、ラブコメはえっちだし笑えるしで最高だった。絶体絶命のピンチに過去の敵たちが助けに来てくれる展開大好き。シーラ姫の夜這いや、いつも通り嫉妬に狂う3人ヒロインも可愛い。入れ替わり術式でヒロイン達と入れ替わったときに、普段どれだけ発情してるのかがバレちゃうの素晴らしい。次が最終巻なのが悲しすぎる。あと十年くらい続けて欲しかった2024/06/22
エラリー
3
途中の魂入替り攻撃が、本当に攻撃になっているのかピンとこなかったのと、戦闘中に説明くさいセリフが多すぎてスピード感を感じられないところが気になったが、最終巻に向け頑張ってもらいたい。2024/07/06
