内容説明
怪異! 処女懐胎で俺が産まれる!?
古屋晴久はある朝目を覚ますと、宗谷美咲の子宮の中にいた。
なにを言ってるかよくわからないと思うが、事実なので仕方がない。
またトンデモ怪異に関わってしまったと頭を抱える晴久たちだったが、“処女懐胎”怪異は東京中に拡がっていた。
美咲の淫魔眼で確認した出産までのタイムリミットは、1週間。
それまでに除霊しないと、強制人生やり直しルート確定だ。
焦りをつのらせる面々の前に現れたのは、元十二師天・逆神忍と、呪殺法師を名乗る女でーー?
産まれるが先か、祓うが先か。絶頂退魔シリーズ、大台突破の第10巻!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
15
プロローグで既におかしい。主人公の古屋は怪異現象に巻き込まれる。ある朝目が覚めたらヒロインの1人、宗谷のお腹の中に入っていた。宗谷のお腹は妊婦のように大きくなっており。一目で妊婦だと判る変化をしていた。それが判明して古屋に恋慕を募っている他のヒロイン達が古屋のアレを切ろう古屋の部屋に突入すると、古屋は意識を失っていた。あまりにも不自然な状況に戸惑う一同だったが。そこに古屋の腕に取り憑いている謎な存在のミホトから古屋と宗谷は怪異"処女懐胎"に巻き込まれてると教えられてから話が始まる。敵は元十二師天逆神忍。2023/06/20
ひぃす
9
根本的に作風がイカれている作者が「過去一イカれているあらすじ」と言い放った本巻。うんまぁ、イカれてるわね…。主人公がヒロインの子宮に取り込まれる怪異はさすがに想像外でしたよ。さて、内容的にはイカれた状況にも関わらず、相変わらずシビアな状況と戦いに放り込まれており、正直読んでいて疲れてしまった(つまらない訳ではないけど、あまりに異常な状況すぎて理解が追い付かないというか)。作者の持ち味ではあるんだけど、異常な状況は笑える方向性にして欲しいなぁ…。あと、赤城先生におかれましては、いのちだいじに!2023/07/03
sakadonohito
8
設定と展開がとんでもない事になってちょっと引いた。敵が強くなり過ぎてるがいいのか?と思いつつまぁラノベだしと適当に読み進めた。終わりが近くなってるみたいだけど日常パートとというかギャグパートをもう少し読みたいなと感じた。2023/07/01
RoughMagician
5
処女受胎ネタを、作者体調不良で結果的に十月十日以上温めることになった…仕上げてきてるな流石だなぁ(笑)。というかこの処女受胎の件が、次回の伏線になるみたいな記述があったが、、いや全く予想がつかんぞ。まぁ凡人が、天才の発想に及ぶはずもないか。あとがきでアへ声を叫ぶ元気はもうないようだけど、こっちは作品で元気をもらっているから、体調に気を付けつつ次回も面白い話を描いて頂きたい。2023/06/22
END
4
まず最初のイラストがアウトですね!!処女懐胎とか頭のおかしさは相変わらず全開なんだけど、ラストバトルとかわりと普通と感じてしまったのは、完全に感覚が麻痺してきていると思う!そして、本編よりもあとがきでの作者の体調の方が印象に残ってしまった!?やっぱり頭のおかしい下ネタは、健康な身体じゃないと産み出せないのかな?でも無理はせずに御自愛下さい。2023/07/03