文春文庫<br> 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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文春文庫
戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

  • ISBN:9784167922306

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内容説明

今を時めく警察小説の書き手が紡ぐ、傑作短篇集第2弾!
人気シリーズのスピンオフから、文庫オリジナルの書下ろし作品まで...。大注目の作家たちが送る豪華警察アンソロジー。

佐々木譲「弁解すれば」
乃南アサ「青い背広で」
松嶋智左「刑事ヤギノメ」
大山誠一郎「三十年目の自首」
長岡弘樹「噛みついた沼」
櫛木理宇「ルームシェア警視の事件簿」
今野敏「ケースオフィサー」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

141
豪華ラインナップ!こういうアンソロジーは大好物。贅沢にも松嶋さん(多分お初の作家さん)と櫛木さんは書き下ろし。そのどちらも続きが読みたい面白さ。どこかでまた会いたいなぁと切に願う。2024/07/09

KAZOO

110
7つの短篇が収められている警察小説のアンソロジーです。どこかで読んだ気がする作品(4作品 佐々木譲、大山誠一郎、長岡弘樹、今野敏)があると思ったらオール読物23年6月号の特集に収められているものでした。そのほかの作品3つは未読でしたが、松嶋智左さんの「刑事ヤギノメ」が楽しめました。既読のものでは今野さんのは短すぎで、長岡弘樹さんの「嚙みついた沼」が印象に残りました。2024/06/14

タイ子

99
7人の作家による警察官をテーマのアンソロジー。どれも未読作品だけに面白く読了。松嶋さんの書き下ろし「刑事ヤギノメ」の弓木刑事はこれからも他の作品に登場して欲しい。長岡さんの「噛みついた沼」に登場する百目鬼巴は以前他の短篇に出てきた頭脳明晰な警察官でまた会えたのは嬉しい。作品も長岡さんらしくて面白い。彼女もまた何かで読みたい警察官だな。他の作品もどれもハズレなく大いに堪能。2024/06/13

92
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/07/post-f39c15.html 初めての作家さんもありましたが、まさに「今をときめく警察小説の書き手」ばかりで、こういう本は実に面白いのです。2024/07/20

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

81
(2024-88)なかなか豪華な執筆陣を揃えた警察小説のアンソロジー。佐々木譲さんの「弁解すれば」に出てくる仙道刑事はどこかで見たことあるなぁと思ったら「廃墟に乞う」に登場した刑事でした。他にも他のシリーズで顔を出している登場人物も多いのかな?大山さんの「三十年目の自首」はなかなか着想が面白いと思う。櫛木さんはたぶん初めての作家さんだけど「ルームシェア警視の事件簿」に出てくるキャリア官僚の佐桐一海のキャラはなかなか面白いのでどこかで登場しているならば読んでみたい。★★★+2024/06/30

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