内容説明
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死後見つかった心に響く「いのち」の遺句集。
「死ぬまでにもう一冊出したい」生前こう語っていた瀬戸内寂聴氏。
死後、寂庵の書斎からおびただしい数の句稿が見つかった。
“小説とちがい、私にとっては俳句は無責任な愉しみだけを与えてくれるので今では無二の友になりました。死ぬまでつづけるつもりです。”
(95歳のとき知人にあてた手紙より)
晩年の心の友であり、創作に注力していた俳句。万人の心に響く「いのち」の遺句集。
“先生が亡くなった後に、書斎を片付けていると原稿用紙のすみっこ、ノート、切り抜いた新聞の端っこ、メモ用紙に先生の文字で俳句がかかれていた。こうして、先生は仕事の合間や、ふといい俳句がうまれたときに書き残していた。”
(瀬尾まなほ 瀬戸内寂聴元秘書)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハニワ
1
寂聴さんの俳句集。晩年に始めた俳句作品、ご本人死去後に出てきたという俳句も含めての作品。作者の持つエネルギッシュな人生の生き方考え方が俳句だと凝縮されわかりやすい。粋な作品がたくさんで、個人的にはお気に入りです。 2025/06/21
Hideichi Sekiya
1
著者の死後に見つかった「いのち」の遺句集、出家しても貪欲に生きた著者の凄さが垣間みえました。2024/09/25
貧家ピー
0
60代で興味を持ち始めた俳句、亡くなった後で見つかった未発表句を含む166句が掲載され遺句集定命。著者の死後、書斎を整理していた秘書が新聞の切り抜きや原稿用紙に書き付けられた膨大な数の句稿を見つけたものだそうだ。長生きすることで、同年代が亡くなっていくという悲哀を感じる。 剃(そ)りたての頭(つむり)にとんぼ来てとまる2025/04/12
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