内容説明
魔法使いシロガネ、17歳。生まれながらの天才と謳われ、若くして類まれな魔法の才能を開花させたシロガネは、魔法界最高の権威である四大魔法使いになる夢を叶えるため、西の大魔法使いに弟子入りした。そして、幼馴染で兄弟弟子の少年・マホロと共に、大陸全土から若き魔法使いが集い魔法を競い合う大会“魔法比べ”に参加する。が、大会の最中にマホロが忽然と姿を消してしまう。彼を必死に探すシロガネが見たものとは……? シロガネはなぜ大魔法使いとなり、不老不死の秘術を得るに至ったのか。未来と過去が交差し、世界の真実が明かされる激動の下巻!
目次
七 魔女
八 額縁の向こう側
九 死を請う竜
十 静かな城
十一 暁祭
エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
49
威風堂々惡女シリーズの白洲梓さん新刊。もーめっちゃ素敵な物語でしたー!読み終わるのが惜しくなるほど。上巻はクロとアオの暮らしの中にヒマワリが溶け込んでいく様子。下巻は、シロガネ・クロの過去の話を交えながら、秘密が明かされつつ未来に進んでゆく。とても綺麗に終わったけど、上下巻じゃもったいないと思えるほどこの先の物語も読んでみたいです。最後、少し駆け足な気が〜その過程ももっと丁寧に読みたい〜と思ったけど、ミライ視点の締めくくりがそれはそれで美しく終わって良き。どのキャラもみんなみんな愛しいです。2024/07/02
よっち
31
天才と謳われ、若くして類まれな魔法の才能を開花させた17歳のシロガネが、四大魔法使いになる夢を叶えるために西の大魔法使いに弟子入りする下巻。幼馴染で兄弟弟子の少年マホロと共に、大陸全土から若き魔法使いが集い魔法を競い合う大会・魔法比べに参加したシロガネ。ライバルたちと競い合い、謎の妨害工作に遭いながらも勝ち上がっていった彼が知る大会開催の真実。シロガネの過去エピを中心に今に至る経緯が明かされた下巻でしたけど、ヒマワリが直面する危機に2人が奔走する展開や、乗り越えた彼らが迎える結末はなかなか良かったですね。2024/05/16
ぐっち
16
語られるシロガネの過去、そしてクロの過去。少し大きくなったヒマワリが、かつてのシロガネの過去とリンクして…いつまでも読んでいられる。ラストは、えっここせめてあと1冊挟まるとこじゃないのと思うが、お留守番としての物語はこうなのか。このままでもいいけど、あと1冊、いやむしろ上下巻ぐらい、この間の話を読みたいと切に願います。2024/06/15
しましまこ
15
大魔法使いの過去と遥か未来と幸せな結末。楽しかったー!2024/06/08
悠遠
9
エピローグを読んだ後の感想。いやいやいや、待て待て!!中途半端すぎー。どう考えても中編では?えーマジぃ?となった。ほぼ過去編。どうせなら、過去編を番外編にしてほしかったんだけど、え、なんでこんな中途半端なの??『家族』を強調したかったにせよ、色々と中途半端(何度でも使う)すぎて、あ、知り合いなのね…とか、ちょい置いてきぼりをくらった。なんでこれで納得したの。威風堂々悪女を先に読んでこの本を読むと肩透かしをくらうかも。2025/05/31
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