内容説明
怪獣が子供を狙う理由を調べるために、ボコたちは与那国島の基地で検査を受けていた。家に戻れずイライラするジョーとボコは言い争い、二人は離れ離れになる。大きな揺れと共に、刀の頭部をもつ巨獣・ギロンが基地に現れる。全てを一刀両断にしながら進むギロンがボコに狙いを定めたその時、青漆の巨獣ガメラが火焔弾を放ち、ボコを助ける――。怪獣とはなにか。ガメラとはなにか。人と怪獣の絆を描いた、アニメ原作小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nao Funasoko
13
ワタシの記憶が確かならば、本書の発刊は半年ぐらい遅れた!? 上巻内容をほとんど失念していたが、そのまま読み進めたせいもあり「ふ~ん」って感じで読了。 予定通りに上下巻を時を置かずして読めばもう少し違った感想だったかもしれない。 登場する怪獣たちいずれもが生物学リアリティ(?)を求めていない設定のせいか、どことなく陳腐な感じは否めない。 まあ、それが「ガメラ」か。2024/06/09
キュー
1
上巻から結構待たされた。上巻に比べるとページ数も大分増えてて書いてる人が抑えきれなくなったんだろうなぁと思った。結局アニメ版を観ないで読んだんだけど5章からの急展開、エミコの急変にちょっと驚いたかな。最終的には少年達のひと夏の冒険って感じは悪くなかった。ラストの意味がいまいち分からなかった。ジョーが実は生きている?と思ったけど埃をかぶって〜の描写から時間が結構経ってるので通信がくるのはおかしいからあくまでイメージなのか。脱出ポッドが2つあるって描写があったのはフラグかと思ってたけど。分からん。2024/07/21
emopit
1
人物の掘り下げ、怪獣の心理が読めて良かった。2024/05/27