21世紀未来圏 日本再生の構想 - 全体知と時代認識

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21世紀未来圏 日本再生の構想 - 全体知と時代認識

  • 著者名:寺島実郎
  • 価格 ¥2,860(本体¥2,600)
  • 岩波書店(2024/05発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
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  • ISBN:9784000616409

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内容説明

コロナ・パンデミック,世界戦争の予兆――.世界秩序は急速に流動化し,グローバル・サウスといわれるアジア,アフリカ,中南米の新興国群をはじめ,「全員参加型秩序」の新潮流が動き出している.経済産業とインテリジェンスの最前線を生きた著者が,二一世紀システムの創造的参画者として日本が進むべき道を考察する.

目次

はじめに 二一世紀システムを生きる日本――全体知の中での構想
◎ 針路 日本再生の構想――進むべき道筋
第1章 二一世紀日本再生の構想――三つの柱
1 構想の前提となる内外の潮流への基本認識
2 第一の柱 日米同盟の再設計と柔軟な多次元外交の創造
3 第二の柱 アベノミクスとの決別とレジリエンス強化の産業創生
4 第三の柱 戦後民主主義の錬磨――新しい政治改革と高齢者革命の可能性
第2章 前提となる時代認識――歴史的転換点に立つ日本
1 近現代史の折り返し点に立つ日本
2 四つの帝国の解体と二つの理念の登場――一〇〇年前の世界
3 二〇世紀世界システムにおける日本――戦後日本の繁栄とは何だったのか
第3章 二一世紀システムの輪郭
1 二一世紀システムの宿痾としての金融不安
2 ロシア・中国の衰退とその意味
3 米国の衰退とその本質
4 三人の先人の構想――福沢諭吉,石橋湛山,そして高坂正堯
5 国家構想なき日本を超えて
◎ 道筋 全体知に立つ――構想に至る思索のプロセス
◯ 考察1 時代認識との格闘――パンデミック,国際関係
第1章 コロナと並走して
1 新型コロナ危機の本質
2 コロナ危機の中間総括
第2章 ウクライナ危機とロシアを見つめる眼
1 プーチンの誤算
2 ロシア正教の意味
3 近代史におけるロシアと日本
第3章 対米関係再検討への基軸
1 バイデンの米国と正対する日本外交の構想力
2 尖閣問題の本質と外交的解決策の模索
◯ 考察2 民主主義と資本主義の相関性
第1章 民主主義の歴史を考える
1 中国・国家資本主義という擬制
2 古代アテネの民主制の基盤
3 近代民主主義の成立要件と二一世紀における模索
第2章 戦後民主主義を守り抜く覚悟
1 「与えられた民主主義」を超えて
2 戦後日本の大衆民主主義 都市新中間層の今
3 戦後民主主義と安倍政治
◯ 考察3 経済・産業再生への進路
第1章 これからの経済を考え抜く
1 日本経済・産業再生への道筋
2 「脱成長」という視界から新たな産業論へ
第2章 「新しい資本主義」か「あるべき資本主義」か
1 「新しい資本主義」への視界
2 公正な分配とは何か
3 新次元のルール形成へ
おわりに 一九九四シンドロームを超えて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

breguet4194q

102
2020年~24年までの論考集です。コロナの前後からトランプ第2期前までの時期になるので、今に至る前段の背景として、本当に勉強になりました。岩波の「世界」を読むか、東京MXテレビの「世界を知る力」を併せて見ることで、様々な事象が点から線になりました。今後の日本を考察する上で、著者の慧眼は本当に感服します。2025/05/18

KAZOO

96
寺島さんの時評というか今後の日本がどのような方向へ行くべきかを今までの様々な状況あるいは先人の教えなどを引用して説いてくれています。とくに第1章の「二十一世紀日本再生の構想」を読むだけでもいいと思います。第3章には、「三人の先人の構想」ということで福沢諭吉、石橋湛山、高坂正堯の3人が取り上げられています。非常にいい本で何度も読み直したくなります。2024/12/12

1.3manen

52
日本人が歴史の教訓として大切にすべきは、敗戦国・被爆国としての特殊な体験へのこだわり。平和に対して敏感であり続け、「非核平和主義」を貫くこと。そのために国連の核兵器禁止条約に日本も参加すること(19頁)。御意。日本経済・経営のキーワードは「イノベーション」(27頁)。これなくして生産性も伸びないからだ。実質賃金も伸びない(これは、フォーディズムの回路を学んで理解した)。戦後の歴史教育を受けた日本人の知的欠陥は「近代史への基本認識が欠落している」こと(43頁)。2024/11/01

ta_chanko

24
GDPがすべてではないが、ピーク時に18%まで上昇した日本のGDPの世界シェアが、現在3%にまで下落。20世紀初頭に戻ったと言えばそれまでだが、日本が経済大国として一時代を築いたことも事実。欧米へのキャッチアップ戦略に代わる、オリジナルなモデルを構築できなかったことが凋落の原因か。少子高齢化も深刻なレベル。とは言え、(安くて) 安全で、清潔で、珍しくて、食べ物が美味しくて、自然が豊かだからこそ、多くの外国人観光客が日本を訪れている。これらの強みを生かして、活力ある国をつくるチャンスはまだまだある。2025/06/11

ばんだねいっぺい

21
石橋湛山が蘇れば2024/06/21

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