バットマン：ノーマンズ・ランド 2

著者名：グレッグ・ルッカ【著】/ケリー・パケット【著】/チャック・ディクソン【著】/スコット・ビーティ【著】/デニス・オニール【著】/ダフィド・ウィン【著】

小学館集英社プロダクション（2024/05発売）

• ISBN：9784796871877

内容説明

大震災で法と秩序が失われ、“無人の大地”（ノーマンズ・ランド）と化した、ゴッサムシティ。

バットマンが戻ってきて、街の一部は平穏を取り戻しつつあったが、相変わらずギャングは市民を脅かし、街の支配をめぐるヴィランたちの縄張り争いは続いていた。

バットマンの要請を受け、ついに彼の仲間たちがゴッサムシティに帰ってきた。

ロビン、ナイトウィング、そして正体不明の新バットガール……。

保つと秩序を取り戻すための戦いが始まる……！

●収録作品●
『Batman』 #119-121
『Detective Comics』 #734-735
『Batman: Legends of the Dark Knight』 #119-121
『Batman: Shadow of the Bat』 #87-88
『Batman Chronicles』 #17
『Robin』 #67
『Nightwing』 #35-37
『Catwoman』 #72-74
『Azrael: Agent of the Bat』 #56-57
『Young Justice: No Man’s Land』 #1
(c) & TM DC.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[おにく]

一時的な疫病と大地震の後、復興は困難とアメリカから隔離された都市ゴッザムシティ。人はそれを“ノーマンズ・ランド”と呼ぶ。こうした価値観の中で、物流を支配するペンギン、統率力に長けたトゥーフェイス、その他これまで二流三流と言われていた面々が台頭し、正義と公平性を掲げるバットマンも今回ばかりは旗色悪し。まだまだ序盤で重苦しい印象ですが、キャットウーマンの活躍が印象的。国境をものともせず、途中で拾った手下どもの心を鷲掴みしつつ、ビル街を自由に駆け抜けてゆく。仕事の依頼はバットマン。報酬は濃厚なキスでした。

2015/06/03

[Kazunori Yuki]

長編だからダレるかと思ってたら、読み進めるほどに楽しくなってきた。ジャスティス・リーグとかスケールがデカすぎて専門用語の意味がわからないことが多かったけど、この『ノー・マンズ・ランド』はあくまでもゴッサムが舞台で他のヒーローや作品と切り分けられてるので、シンプルでわかりやすい。この後も一気に読み進めたい。

2024/04/06

[F4ふぁんとむ]

別にノーマンズランドでなくてもよいのでは　というエピソードもあるのだが、まあよい。ポイズンアイビーが農園(?)を作るエピソードがこの巻ではお気に入り。

2015/09/08

[fap]

ゴッサム・シティ、未だ復興ならず。 重要なストーリーを収録しているため絵柄は気にするなとの注意文あり。 最近のバットマンシリーズはかっこいい絵柄のエピソードが多かったからね。 バットマンの秘密主義はともすれば疑惑の眼差しを向けられる類だが、 ばれたらそこで計画が終わりになってしまうわけで仕方のない面もある。 最終目的は、街が安全であることを証明して封鎖を解除させることかな。

2015/07/23

[Y]

前巻で1人ではゴッサムシティの危機を救うことはできないと分かったバットマンがついにロビンやナイトウイングなどのバットファミリーを召集させます。ここから物語が大きく動いてきた気がします。ストーリーも前巻に劣らない面白さでした。早く続きが読みたい！

2015/06/21