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内容説明
正義の戦いは終わり、生存競争が始まった！伝染病に大震災……災厄の続くゴッサムシティに、残酷な決断が下される。
アメリカ政府がゴッサムシティを再建不可能と認定したのだ。
アメリカの汚点だった犯罪都市を本土から切り離すことで、存在そのものを抹殺しようとした政府。
こうしてゴッサムシティは本土から隔離され、もはや合衆国の領土とは見なされず、そこに残った人々もアメリカ国民としての資格をはく奪される形になった。
いまやこの不毛な大地に住んでいるのは、自らの意志でそこに残った者と、残らざるを得なかった者だけ。そして3ヶ月が過ぎた……。ゴッサムシティはもはや存在しない。
“無人の大地”（ノーマンズ・ランド）にようこそ。
●収録作品●
『BATMAN: NO MAN’S LAND』 #1
『BATMAN: SHADOW OF THE BAT』 #83-86
『BATMAN』 #563-566
『DETECTIVE COMICS』 #730-733
『AZRAEL: AGENT OF THE BAT』 #51-55
『BATMAN: LEGEND OF THE DARK KNIGHT』 #117-118
『BATMAN CHRONICLES』 #1
(c) & TM DC.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
daiyuuki
4
バットマンはバットガール（たぶんキャットウーマン）を連れて、物流を牛耳って私腹を肥やすペンギンやギャングを退治したり、市民の悩みに対応して自警団活動を続ける。ゴッサムが無政府状態になり自分のやり方の悪事が通じず凹んだジョーカーは、執拗にバットマンを挑発するように悪事を続ける。絶望的な状況にありながらも自らの信念を賭けて治安をゴッサムにもたらそうとする努力は、果たして報われるのか？ ノーマンズランドの長い夜は、始まったばかり。バットマン・ビギンズとダークナイト・ライジングの元ネタになったクロスオーバー大作で2014/11/03
F4ふぁんとむ
3
スーパーマンが撤退してしまうエピソードがなんと言っても秀逸。深すぎる。これほどまでにゴッサムの闇が深いとは。2015/08/23
fap
3
大型クロスオーバーとのことだが、バットマン関係はタイトルを多く持っているので 日頃バットマンと関係のない世界で活躍するヒーローと共闘するわけではない。 スーパーマンは登場するけど。 受動的に活動せざるを得ないバットマンファミリーを見ていると、街が復興する未来が ちっとも想像できない。 夜で歩くと強盗に合うし、食料を抱え込んでいる店は襲われる。 悪人が我が物顔で闊歩し、街は複数の勢力によって刻々と支配者を変える。 ん？ いつものゴッサムシティと変わらないような気が。2014/12/30
Y
2
舞台はアメリカから切り離され、無法地帯となったゴッサムシティ。そこに残った人々は極限の生活を強いいられていました。もうそこには正義も悪も分からなくなっています。あのスーパーマンでさえも廃れてしまった街を救えません。少しずつ話は進んでいきますが、気になるところで終わります。かなりのボリュームですが、これからどうなってしまうんだという気持ちが強く、どんどん読み進めてしまいました。一体極限状態に陥ったゴッサムシティをバットマンはどう救うのか？すごく気になります。2015/06/20
female_beetle
2
最後の最後でデスダンサーの舞にすべてを持って行かれた感がある。2015/06/15
