内容説明
田舎から出てきた私・シンシアは、結婚相手を探すために王都の夜会に参加していました。
そんな中、突如として行われた王女殿下による婚約破棄。
婚約破棄をつきつけられた公爵令息テオドール様を助ける人は誰もいません。
ちょっと、誰か彼を助けてあげてくださいよ!
仕方がないので勇気をふりしぼって私が助けることに。テオドール様から話を聞けば、公爵家でも冷遇されているそうで。
あのえっと、もしよければ、一緒に私の田舎に来ますか? 何もないところですが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
34
今回は王女様から婚約破棄される、公爵令息・・というより家族間イジメられの君。仕事のできる男を手放すなんて馬鹿だねぇ。それだけ王都ってロクなのがいないのかしらと。いやいやそれでは王都の役割が果たせませんよねぇ。バルゴア、広い自然に囲まれた領土なんでしょう、騎士達ががさつであってもいいじゃないですか・・・と、この2巻目を読ませてもらいながらのレビュー。田舎者、本以外でも最高です!。2025/04/09
しぇん
13
Kindle Unlimitedで。あー、毒婦の時に出ていてた妹の話だったのか。というのとこれ、実質上巻だったのかと。弟と父親はさっさと酷い目にあってほしいなとしか思えないやつに書いてるなと。あと毒婦さん、さらっと嘘を言ってたなーとも2025/05/06
儚
3
『社交界の毒婦~』の世界線で、リオの妹シンシアが主人公の今巻。バルゴア領から王都へ向かい、婿入りしてくれる相手を探しに社交界デビューしたシンシアは、しかし夜会にて王女から婚約破棄を突きつけられた好みの公爵令息を発見。慌てて間に入りその場しのぎに婚約を申し出る。端から見れば断罪された令息だったが、話を聞くとどうも王女の浮気が原因とのこと。王女と結婚したくない令息を自分の領地に連れ帰ることになり―。令息がちょっと病んでる。でも精神的に病む環境にいたし、能力値が高いし、シンシアが彼の良心なのでまあ良し。次巻へ。2025/08/18
ウハタ
2
面白かった。健康になったテオドールが思ったよりガンガン行くし(その割にアプローチが遠回り)、シンシアに害を与えそうな人間に全く容赦がなくて驚いた。クルトも対外だけど、隣国の王子は作品中一番のクズだったね。クルトもそうだけど、自業自得なんよ。アンジェリカは更生の可能性があるけど……離婚は難しいよなぁ。どうなるんだろ?兄夫婦の話も気になるな、読みたいなと思ったらもう出てるんだね!辺境伯夫婦の馴れ初めも面白そう。2025/04/29
へへろ~本舗
1
アンリミ。2025/05/29