内容説明
【推薦のことば】
『FF』づくりのレシピ
- MISTWALKER/CEO 坂口 博信
本書は人工知能の専門家である著者が、FINAL FANTASY XV のゲーム作りを通じて、関連するAI技術を解説しています。ゲームとAIの深い関わり、そしてゲームの未来を感じられる本だと思います。
- 東京大学大学院工学系研究科/教授 松尾 豊
いつの時代もビデオゲームには 技術的ロマン が必要で、現代のそれはAIである
- ゲームデザイナー 上田 文人
※敬称略、順不同
『ファイナルファンタジー15』で培った人工知能、AI技術、キャラクターとゲームをインタラクティブに作る技術を余すことなく解説。そして、そこから見える未来のゲームの人工知能について、プログラマー、デザイナー、制作チームリーダーたちが語ります。
【対象読者】
AI、人工知能に興味のある方、プログラマー、デザイナー、ゲーム制作者、「ファイナルファンタジー」シリーズのファン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テキィ
3
FFがゲームの可能性に果敢にチャレンジしている事が具体的によく分かり感動した。 AIを分かる本ではなく、ゲームをいかにリアルに作るか?そのために具体的にどうAIを設計したかという本です。2024/12/03
Matsumouchakun
1
FF15で使用されているAIについての本。これほど細かいところまで作り込まれていることに感動。もう一回プレイしようかな。
rubeee
1
FF15はグラフィックが非常にリアルに近いものだが、これらを本当の人間のように見せる様々な工夫が書かれている。人間キャラクターの移動の制御、表情の制御、表現の工夫、技術的に難しい点を避けるための工夫など。詳細を読み込むと難しい内容も多いが、開発する上でこだわったところや今後に活かしたい反省点なども書かれており、1ファンとして非常に面白かった。ゲームとしては様々な評価がある作品だったが、やはりFFは新しいことにチャレンジしてこそFFであり、そういうところが好きだと改めて思った。2019/09/29
いえっさ
0
FFXVのAIについて、アーキテクチャから仕組みの解説までされていて非常に参考になった。 あくまで、重要な点を概要レベルで解説しているので、細かい数式などは殆どなしで、多くの人が理解しやすい内容になっている。 FFXVのようなAAAタイトルを作るのに、どういう体制で、どういうところにコストを掛けたのかも、部分的ではあるが、分かる内容になっていたのがまた興味深かった。2025/07/27
christinayan01
0
技術本。人間をより人間らしくするアニメーションと凄まじい数の判定とアクション。こりゃすごい。街の人もここまで作り込むのかと。エンジニア座談で実際に見る、体験すること、そして試行錯誤の大切さがよく書かれているが本当に共感する。ナビゲーションとかでステートマシン、ビヘイビア、ブラックボードとかUE5でそのまま覚えたことを試せそうです2024/12/06
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