内容説明
天皇制にこころの襞までかすめ取られてしまっている日本人とは、いったい何なのか―日本と一緒に「集団自決」などしたくはない。毒ヘビのように権力に喰ってかかるジャーナリストの生涯。
目次
プロローグ 「紙ハブ」と呼ばれた男
第1章 神童「三良」の誕生
第2章 思想の芽ばえ
第3章 「鉄の暴風」下に生きる
第4章 軍政下のジャーナリスト
第5章 大衆運動と言論人
第6章 「新ヤマト世」のなかで
エピローグ 池宮城秀意と七人の子供たち
少し長い、二度目のあとがき 帰れ「琉球」へ―池宮城秀意と金城哲夫をめぐる旅
著者等紹介
森口豁[モリグチカツ]
1937年、東京生まれ。フリーランス・ジャーナリスト。玉川大学文学部中退して1959年に沖縄に渡り、球新報社会部記者や日本テレビ沖縄「特派員」として米軍統治下の沖縄で長く暮らし、沖縄の日本「復帰」後もテレビ番組や著作、講演活動を通して“沖縄”と向き合いつづけている。「沖縄を語る一人の会」主宰。著書に『だれも沖縄を知らない―27の島の物語』(筑摩書房、第26回沖縄タイムス出版文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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