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内容説明
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日経BPクラシックス 第9弾
火薬、印刷技術と並んで中央銀行を人類の三大発明と呼んだのは、ノーベル経済学賞受賞者のポール・サミュエルソンだった(『経済学』)。
日本銀行、FRB(米連邦準備理事会)、イングランド銀行といった中央銀行はなぜ存在するのか、その役割は何かと問われると、答えは容易ではない。
19世紀の知の巨人ウォルター・バジョットは、中央銀行は金融危機時の「最後の貸し手」であると喝破した。19世紀ロンドンの金融街を何度も襲う銀行危機、
恐慌の実態を克明に描き、イングランド銀行の「最後の貸し手」としての働きを分析した本書は、金融史の古典である。
危機における中央銀行の役割は、直近の世界経済危機においても変わらなかった。その意味では、日本銀行のデフレ対策に批判的なリフレ派にとっても
賛成する立場の人にとっても本書は必読書といえる。邦訳は戦前に岩波文庫から宇野弘蔵訳で出版され、現在もその復刻版が入手できるが、
旧カナ遣いのままである。その意味で日経BPクラシックス・シリーズの今回の久保恵美子訳はまったく別の本ともいえる。
目次
序章
ロンバード街の概観
ロンバード街が成立した経緯、および現在の形態に至った理由
金融市場における大蔵大臣の地位
ロンバード街における貨幣価値の決まり方
ロンバード街の活動が何度も大きく停滞する一方、ときおり極端に活性化するのはなぜか
イングランド銀行が、適切な銀行支払い準備の保有とその効果的管理という責務を、どのように果たしてきたかに関する詳細な解説
イングランド銀行の管理体制
株式銀行
個人銀行
手形仲買業者
イングランド銀行が保有すべき銀行支払い準備額を調整する原則
結論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パラ野
mkt
okadaisuk8
メルセ・ひすい
Kazuya Nakagawa
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