内容説明
国鉄がもっとも輝いたのが1968(昭和43)年10月1日に施行したヨンサントウ改正。国鉄技術者たちがこの日のために長年開発したブレーキシステムがようやく実った日でもあった。その名はP型。選ばれた俊足機だ。特急寝台客車20系、高速コンテナ貨車10000形の先頭に立つEF65、ED75、EF70など5形式にP型が誕生、その証として500もしくは1000番代が冠された。特集ではP型機誕生の背景、システムの詳細そして各形式を解説。派生で誕生したEF58とEF60のP型機についてもふれる。この時期恒例となった新鶴見機関区EF65PF型の一年間の動向を解説、首都圏運用の動向は今年で最後だ。



