創元推理文庫<br> 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

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創元推理文庫
伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

  • ISBN:9784488559052

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内容説明

珈琲店を開きたい。それがヴィヴの夢だった。苦楽を共にしてきた傭兵仲間に別れを告げ、最後の冒険の戦利品である幸運の輪を引き寄せるというスカルヴァートの石を持って、いちから店作りに着手する。廃屋同然の厩を買い取り、気むずかし屋だが腕は確かな船大工を雇って改装。見慣れない飲み物に最初は閑古鳥が鳴いていた店も、募集広告を見てやってきた店員が描いたセンス抜群の看板や、隠れた天才パン職人のつくるうっとりするようなパンや菓子のおかげで、次第に繁盛しはじめるが……。ネビュラ賞最終候補の心温まるコージーファンタジイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

63
先入観と固定観念が…はじめに主人公はヒューマンであると思っていた。オークだと知り、前半では女性であることに思い至らなかった。女性同士の恋愛感情に居心地の悪さを感じてしまった。と、自分の狭量さを思い知ったが、それはともかく良く出来た物語だ。さて、オークやエルフ、ノーム等々がくらす世界の物語だ。オークの彼女は惚れ込んだ珈琲の店を開く為に傭兵稼業から足を洗う。手に入れた幸運の石の効果か、出会いの良さか、カフェは繁盛するが、ただ引き際の不手際から不仲だった元同僚に遺恨を残してしまい危機を招いてしまう。読後感良し。2025/01/26

猿吉君

59
ファンタジー世界で元傭兵がコーヒー好きでカフェを営む、なんとも不思議な作品でした。①主人公ヴィヴがオークの女性という設定なんですが展開を考えると別に男性でもよかったような気がします。②敵の一人以外は基本的にいい人ばかり、物凄くほっこりします(^u^)③表紙になっているパン職人がキュートで作るスイーツが旨そう過ぎる、反則です(笑)④ちょっとハクメイとミコチを連想させます。点数85/100→一度お店がアレしちゃってからの展開に涙出ちゃいました、ファンタジー好きで優しい気持ちになりたい人ならお薦めです。2024/12/30

雪紫

58
傭兵の仕事に疲れた女オークが開業するまでに魅せられたノームの飲み物ーー珈琲。喫茶店を開業した彼女は出会った様々な種族の住民達とともに慣れない珈琲店を繁盛させていく。改装していくお店、コーヒー、シナモンロールと情景が想像しやすく、そそられる(ついでに食欲も)。繁盛していくお店と認められてく味にほっこりでいい落としどころ。まさか、百合とは聞いてたけど、がっつりオークとサキュバスの百合とは思わなかった・・・。2025/06/13

ワッピー

42
読み友さんの感想から。最後のクエストで目的の「スカルヴァートの石」を入手した傭兵ヴィヴは引退して珈琲店を開く。廃れた厩を改装し、機材を取り寄せ、サキュバスのタンドリを店員として雇い、まだ知られていない珈琲の布教に悪戦苦闘。地元のボスのみかじめ料、メニュー問題、なぜか店をうろつく巨大猫、そして「石」を狙う者と問題は続くも、大工のカルや菓子パンの天才シンブルの助けを得て次第に固定客がついてくる。焼き菓子の香り、鼠人の健気さ、プロジェクトものの醍醐味を堪能。細やかな描写にもかかわらずヴィヴが女性とは気づかず…。2025/02/09

たるき( ´ ▽ ` )ノ

41
いい!すごく良かった!!血なまぐさい幕開けからは想像できないほどのアットホームな雰囲気に、心が和んだ。描写がとても丁寧なので、場面を想像しやすかったな。普段は紅茶派なのに、思わず珈琲を淹れてしまった。シナモンロールを用意できなかったのが本当に心残り…。続編もすぐ読む(⁠*⁠ノ⁠・⁠ω⁠・⁠)⁠ノ⁠♫2025/10/26

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