創元推理文庫<br> 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

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創元推理文庫
伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

  • ISBN:9784488559052

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内容説明

珈琲店を開きたい。それがヴィヴの夢だった。苦楽を共にしてきた傭兵仲間に別れを告げ、最後の冒険の戦利品である幸運の輪を引き寄せるというスカルヴァートの石を持って、いちから店作りに着手する。廃屋同然の厩を買い取り、気むずかし屋だが腕は確かな船大工を雇って改装。見慣れない飲み物に最初は閑古鳥が鳴いていた店も、募集広告を見てやってきた店員が描いたセンス抜群の看板や、隠れた天才パン職人のつくるうっとりするようなパンや菓子のおかげで、次第に繁盛しはじめるが……。ネビュラ賞最終候補の心温まるコージーファンタジイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しましまこ

20
傭兵あがりのオークがカフェの店主に。天才小鼠人なパン職人の焼くシナモンロールにシンブレット、真夜中の三日月!堪らんです!!夜読んじゃダメなヤツ。最後まで主人公が女性と思わなくって訳者あとがきで驚いた。2024/06/15

もち

16
「あなたが失ういちばん大事なものはなに?」◆秘宝をよすがに、元傭兵のヴィヴは事業を興した。――珈琲店だ。試行錯誤の中、思わぬ才能を湛えた仲間たちの助けで、少しずつ評判を取っていくが。閃く緑の旋風が暴いた、彼女の本当の恩恵とは。■筋骨隆々の女オークが開くカフェ、それを支えるサキュバスの店員。ほら、わくわくするでしょう。誰もが不器用ながらも、正直に分を尽くし、魔法のようにカフェを輝かせていく。その姿にほろりとさせられ、突如訪れる「転」に言葉を失い、着地点にまた涙した。2024/05/31

もちこ

14
ファンタジー好きにはたまらない世界観! オーク、ドワーフ、サキュバスなど、ファンタジーの世界にはお馴染みの種族たちが集まって、珈琲店を営んでいくお話。 それぞれの種族の細かな説明はないので、これらの生き物に馴染みがない人には想像しづらいかもしれない…。 でも、その辺りの知識がなくても、起業ストーリーとしても、異種族と協力し合うお仕事小説としても楽しめます! 最初は人付き合いの下手なオークが、信頼を寄せられる仲間を見つけていく過程が微笑ましかった。2024/07/16

hisa_NAO

13
いい人が最後に幸せになる、ファンタジーなファンタジー。 傭兵稼業に限界を感じていたオーク女性。ノームの街で出会った珈琲(エスプレッソだな)に魅了され、カフェ開業を夢見る。幸運の輪を引き寄せるという(胡散臭い)宝石を手に。ホブの船大工、サキュバスの店員、ラットキンのパン職人と出会い、信頼を深め、友情を育む。徐々に軌道にのる店。災厄と乗り越える力。 「生まれついた種族で偏見を持つべきではない」ファンタジー界の住人も、ステレオタイプな性格じゃなくて。 別のものになりたい傭兵が、転職に奮闘する。いい話でしたー!2024/06/04

北風

12
異世界転生ものだとありがちな設定だけど、これは転生してないし、しかもオーク。意外な取り合わせだけれど、オークが敵視される世界観とは違う、王道ファンタジー。しかも、火事は王道展開。しかし、……ヴィヴって女性だったの!? 男だと思ってた。ご婦人って呼ばれてたけど、仲いい同士の悪ふざけ的な感じかと思った。だって、口調とかそういうのなかったし~、サキュバスとのこととか、昨今じゃ珍しくない展開だけどー。案外そういうの狙ってた気がするよ。シンブルのシナモンロールとか、チョコクロワッサンとか、食べたいなあ。2024/06/09

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